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三笘薫は新天地で「幸せ」…ブライトン移籍の決断は「簡単でも難しくもなかった」

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ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズのMF三笘薫

 今季レンタルでロイヤル・ユニオン・サンジロワーズに加入したMF三笘薫は、ベルギーでの生活に馴染みつつあるようだ。『The Athletic』のインタビューで、新たな環境の印象などについて語った。

 現在24歳の三笘は、今年8月に川崎フロンターレからプレミアリーグのブライトンへ移籍し、同じオーナーのユニオンへレンタル加入。昇格組の新クラブでは、これまで公式戦5試合で1ゴール1アシストを記録。リーグ戦では途中出場が続くも、第10節消化時点で3位につけるチームで持ち味の突破力を見せ始めている。

 三笘はインタビューで、「ここでとても幸せです。みんな親切に接してくれています。雰囲気も良く、問題なく適応できています」とコメント。「もちろん文化、人々、食べ物などすべてが違います。でも、例えばブリュッセルには和食のレストランが多く、食生活に関しては問題ないです。ムール貝とベルギーのフライドポテトは食べました。あまり好みじゃないですね!」と明かした。

 同選手はまた、「日本ではサポーターが遠いところにいますが、こっちでは近くて気に入っています」とスタジアムの違いをも指摘。ユニオンには「フィットすると思います。ポジション的にも僕に合ってます。自分のベストポジションは左ウィングですが、このチームだとフォワードかウィングバックでしょうか。チームは3-5-2でプレーしていますから」とシステムについて語っている。

 一方、移籍については「簡単な決断ではなかったですが、難しいものでもありませんでした」と認める三笘。「ヨーロッパの他のクラブからの関心もありましたけど、プレミアリーグのレベルが高く、ブライトンは1年前から興味持ってくれていたので」と明かすと「オファーをもらったとき、とても嬉しかったです。自分はブライトンにしか興味がなかったですけど、急にそこからオファーをもらいましたので」と振り返った。

 なお、日本の東京五輪代表の一員だった三笘は「五輪は楽しかったですが、個人的にはあまりプレーしていないので、上手く行ったとは言えません」とも言及。「ただ、ここでアピールできればワールドカップ出場のためになるかもしれません」とユニオンでのプレーを経て、イギリスでの労働許可証発給の条件の一つでもあるA代表歴の積み重ねに意欲を示した。

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