Jリーグは8日、最も優れたゴールを表彰する「月間ベストゴール」を発表した。

　9月度のJ1ベストゴールは川崎フロンターレFW宮城天が初受賞。9月22日に行われたJ1第32節の鹿島戦、1-1で迎えた後半アディショナルタイム4分に放ったブレ球ミドル弾が選出された。選考委員の原博実氏は「カシマスタジアムで生で観た。スタジアムから観ても無回転のありえないようなボールの軌道だった。Jリーグ初ゴールが月間ベストゴール。今後も多くのゴールを期待している」と絶賛している。

　宮城は「J1での初ゴールをセレクトしていただき嬉しいです。ゴールを決めた1本前のシュートを打った時に良いイメージがありました。次にチャンスが来たら迷わず打とうと思ってました。毎日のトレーニングで取り組んでいますが、ボールの芯をとらえる良いイメージで打てました。大事な試合、大事な場面でゴールという結果に結びつけることが出来たのかなと思います。9月はチームにとって非常に厳しい時期でしたが、チームみんなで一つひとつの試合に取り組み結果を出すことが出来ました。タイトルに獲得に向けてこれからも努力していきます。ありがとうございました」とコメントした。

　また、J2の9月度ベストゴールはV・ファーレン長崎のFWエジガル・ジュニオが初受賞を果たした。9月18日のJ2第30節の町田戦、試合開始1分にミドルシュートでゴールネットを揺らした。寺嶋朋也委員は「キックオフ直後の目が覚めるような一撃」と称賛。エジガル・ジュニオは「このゴールは、キックオフ直後だったこともあり、思い切ってシュートを打った結果、良いコースに飛んでくれました。また、大雨が降り大変なピッチコンディションでしたが、それを逆手にとって、仲間がうまくボールを運んでくれました。みんなの頑張りがなければ奪えなかったゴールです」と振り返っている。

　J3はロアッソ熊本MF黒木晃平が2019年シーズンに続き2度目の受賞。9月度のベストゴールには、19日のJ3第19節・長野戦で後半8分に右足で豪快に決めたゴールが選出されている。

2021明治安田生命J1リーグ
9月の月間ベストゴール決定

明治安田生命J1リーグ 第32節
90+4分
#宮城天 選手(#川崎フロンターレ )@frontale_staff @Mten0602kf #Jリーグ
受賞コメント・総評https://t.co/JQW5BGFWGy pic.twitter.com/gE2CvFDLcm

— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) October 8, 2021

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