beacon

ザック氏が語る本田圭佑「自分がリーダーと感じなければならない選手。だから私は…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が7日、Twitch(ツイッチ)上のミラン公式チャンネルにゲスト出演し、かつて指導したMF本田圭佑について自身の見解を示した。

ザッケローニ氏は、過去にミランやインテル、ユベントスなどセリエAのビッグクラブの指揮官を歴任。ミランでは就任1年目にしてスクデットを獲得した手腕の持ち主として知られる。その後、2010年から4年間にわたって日本代表監督を務め、MF本田圭佑やMF香川真司らを擁するチームを2014年ブラジル・ワールドカップ出場へと導いた。

そんなザック氏が7日、古巣ミランのTwitch配信に登場。共演者から元ミランの10番である本田について問われると、自身の見解を示した。ザック氏は、日本代表において本田をトップ下で起用していたが、ミランではサイドで起用されることが多かった。元日本代表指揮官は、本田の適性について持論を展開した。

「私はホンダをトップ下で起用したが、その理由は彼にサイドでプレーできるようなスピードがなかったからだ。ミランでは逆で、シニシャ・ミハイロヴィッチが彼をトップ下ではなくサイドで起用していた? 私が率いたミランの(クリスティアン)ツィーゲのように、中に入るというオプションは考えられるかもしれない。しかしホンダには、ツィーゲのようなスピードがない。彼の特徴は怪物のようなパワーと、チームメートがマークを外す瞬間に気づくことができる能力。それから重要なミドルシュートも持ち、アシストもできることだろう」

続けてザック氏は、チームをマネージメントしていく中で、本田に関して注意すべき点があったことを明かしている。

「ただ、ホンダは自分がリーダーであることを感じていなければならない選手だ。だから私は彼に対し、他の選手たちよりもより重要であると感じられるようにしていた。そうすると彼は、チーム全体を自分の背中に背負ってプレーしてくれた」
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP