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伊メディアも注目「吉田麻也が怒りをぶちまけた」

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日本代表DF吉田麻也

 サンプドリア日本代表DF吉田麻也がサウジアラビアのサポーターに対して怒りを露わにしたシーンに、イタリアメディアも注目している。

 吉田は7日に敵地で開催されたカタールW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦(●0-1)後、フラッシュインタビューを受けようとしていた時に、サウジアラビアサポーターから「差別的なジェスチャーがあった」として、激怒しながらスタンドに詰め寄る一幕があった。

 この場面についてイタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「吉田がサウジアラビアのファンに激怒!」と題した記事で、同選手が「サウジのファンに怒りをぶちまけた」とし、次のようにレポートしている。

「サンプドリアのDF吉田麻也は試合終了後、インタビューを受ける時にスタンドから自分を馬鹿にしたサウジアラビアのファンの“攻撃的なジェスチャー”に激怒した。(SNSで拡散した)映像には、サンプドリアDFが指を指しながらフェンスに向かって進み、叫んでいる様子が映っていた。その後、彼は関係者に制止され、引き離された。のちに彼は『試合中に差別的なジェスチャーがあった」と説明し、『受け入れるのは難しい。前回の予選でもそうだった。非常に残念だった』と話した」

 また、イタリア『フットボール・イタリア』は「昨夜、ジッダで行われたサウジアラビア戦で日本が0-1で敗れた後、緊迫した場面があった。サンプドリアDFの吉田が試合後のインタビューを抜け出し、サウジアラビアのファンのグループと対峙したのだ。ソーシャルメディアで話題になった動画では、人々が彼を嘲笑し、怒った吉田がファンのグループに向かって歩く様子が映っている。『試合中に差別的なジェスチャーがあった』と吉田は試合後に説明した」と伝えた。

 日本は今回の敗戦で1勝2敗(勝ち点3)となり、最終予選グループBで勝ち点9の首位オーストラリア、2位サウジアラビアと6ポイント差の3位。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「日本のW杯出場が危うくなった」とし、森保一監督に批判が集まっていることなども報じている。


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