beacon

[関東]U-22代表や選抜組不在の天王山は1年生弾でドロー…駒大が連勝で2位に浮上:第19節

このエントリーをはてなブックマークに追加

勝ち点を詰めることが出来なかった法大、FW佐藤大樹(4年=札幌U-18/町田内定)もガックリ

 JR日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ1部の第19節が9日に行われた。

 今節はU-22日本代表候補とU-20全日本大学選抜候補に選ばれているメンバーが不在。首位の明治大と2位の法政大による対戦が行われたが、明大はFW佐藤恵允(2年=実践学園高)、法大に至ってはMF松井蓮之(4年=矢板中央高/川崎F内定)やMF吉尾虹樹(2年=横浜FMユース)、DF今野息吹(2年=三菱養和SCユース)といったレギュラー格を複数欠く戦いになった。

 試合は前半39分、明大がカウンターからFW太田龍之介(2年=岡山U-18)の横パスを受けたMF熊取谷一星(1年=浜松開誠館高)が右足を一閃。前半を1点リードで折り返す。しかし法大は後半37分、ゴール前のロングスローから相手のクリアミスを繋ぐと、最後はFW石井稜真(1年=福岡U-18)が押し込んで、1-1のドローに持ち込んだ。

 3位の駒澤大早稲田大に3-1で快勝。前半43分にFW土信田悠生(4年=高川学園高)がセットプレーのこぼれ球を押し込んで先制すると、後半6分にもFW荒木駿太(4年=長崎総科大附高/鳥栖内定)のアシストから土信田が加点。同11分にはDF相澤佑哉(3年=熊本ユース)のゴールで突き放すと、相手の反撃を後半アディショナルタイムの1点にしのいだ。

 勝ち点1ずつを積み上げた明大の勝ち点は33、法大は同28。そして2連勝で勝ち点を29に伸ばした駒大が2位に浮上した。ただし消化試合数は明大と法大の18試合に対し、駒大は3試合少ない15。全22節で行うリーグ戦は最後まで目の離せない展開になりそうだ。

【第19節】
筑波大 1-2 慶應義塾大
[筑]瀬良俊太(47分)
[慶]酒井綜一郎(15分)、山田大敬(45分)

駒澤大 3-1 早稲田大
[駒]土信田悠生2(43分、51分)、相澤佑哉(56分)
[早]田中雄大(90分+4)

国士舘大 2-0 拓殖大
[国]有田稜(30分)、前川智敬(58分)

流通経済大 2-2 桐蔭横浜大
[流]安居海渡(61分)、仙波大志(90分)
[桐]水野颯太(66分)、山田新(90分+2)

順天堂大 1-1 立正大
[順]長倉幹樹(62分)
[立]丸修平(12分)

明治大 1-1 法政大
[明]熊取谷一星(39分)
[法]石井稜真(82分)
●第95回関東大学L特集

TOP