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サウジ戦先発6選手が話し込む場面も…森保Jが日本に帰国、豪州戦へ調整スタート

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ピッチ上で話し込む主将のDF吉田麻也ら6選手

 日本代表は9日、カタールW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(12日・埼玉)に向け、千葉県内で帰国後初のトレーニングを行った。全25選手が練習場に姿を現し、サウジアラビア戦での負荷に合わせ、二手に分かれて調整した。

 日本代表は7日、最終予選の第3戦でサウジアラビアに0-1で敗れた。その後、試合が行われたサウジアラビア・ジッダからチャーター機で8日深夜に帰国。9日夕方に行われたトレーニングで第4戦のオーストラリア戦に向けて再始動した。

 この日の練習は二手に分かれて実施。サウジアラビア戦で先発したフィールドプレーヤー10選手はランニングなどの軽いメニューでリカバリー調整した。引き上げる直前には最終ラインのDF長友佑都、DF吉田麻也、DF酒井宏樹、DF冨安健洋に加え、MF遠藤航とMF南野拓実が約10分間にわたってピッチ脇で話し込む姿も見られた。

 サウジアラビア戦で先発したGK権田修一を含むキーパー3選手は下田崇GKコーチとシュートストップなどを確認。サウジアラビア戦の控え組は瞬発系のフィジカルメニュー、2チームに分かれての鳥かごで身体を起こした後、4人一組のパス練習でボールタッチを確認した。

 最後はGK組とフィールドプレーヤーが合流し、フリーマン付きのポゼッションゲームを実施。タッチ制限やフリーマンの人数にバリエーションがつけられ、攻守の切り替えや強度の意識を高めた。

 練習終了後にはMF鎌田大地、MF田中碧、MF中山雄太らが懸命に筋力トレーニングに励む姿も見られた。

(取材・文 竹内達也)
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