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巨額資金で誰を獲得する?新生ニューカッスルの新戦力候補を英メディアが予想

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フィリペ・コウチーニョなどが新生ニューカッスルの補強候補か

『ユーロスポーツ』は、新生ニューカッスルが獲得する可能性のある5選手をピックアップした。

 先日にサウジアラビア政府系ファンド『パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)』がニューカッスルを買収。補強費の捻出を渋ってきたマイク・アシュリー氏に代わり、強固な財政基盤を持つ組織がクラブの経営権を握ったことで、直近の1月の移籍市場では積極的な動きに出ることが予想される。

 数々の新戦力候補が浮上する中、どの選手がセント・ジェームズ・パークにやってくるのだろうか。『ユーロスポーツ』は、移籍の可能性がある5選手を選出している。

 まず、名前が挙がったのはフィリペ・コウチーニョ。アラブ投資会社がマンチェスター・シティを買収した同日に加入したロビーニョ同様に、ブラジル代表MFが補強第1号になる可能性があるという。2018年にリバプールからバルセロナに移籍したが苦戦が続いており、財政難に陥るスペインのクラブは冬の移籍市場で破格での売却に前向きのようだ。

 2番目に名前が挙がったのは、ミランのフランク・ケシエ。ミランの復権に貢献した同選手だが、現在契約問題に揺れている模様。プレミアリーグの下位に沈むチームの中盤には必要なタイプの選手で、チャンピオンズリーグ出場可能なレベルにまで引き上げられると考えられているようだ。

 また、インテルのラウタロ・マルティネスも新戦力候補の1人に。セリエAで大活躍するアルゼンチン代表ストライカーも、ケシエ同様にクラブとの新契約には至っていない。過去にはバルセロナやマンチェスター・シティも興味を持った選手を獲得できれば、「今後数年間にわたり前線は安泰」と指摘した。

 さらに、ユベントスのアーロン・ラムジーとマンチェスター・ユナイテッドのドニー・ファン・デ・ベークも選出。プレミアリーグでの実績も十分な前者は、トリノで定位置確保に苦しみ、セリエAのクラブは売却に向けて新オーナーに接触済みのようだ。対する後者は、オールド・トラッフォードでほとんど出番を得られないことから、アヤックス時代の輝きを取り戻すためにも新天地を求める可能性があるという。

 なお、PIF会長であるムハンマド・ビン・サルマン皇太子の資産は、推定130億ポンド(約1兆9750億円)とされている。

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