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ウタカが2得点で今季17点目! 2位・京都が相模原を下し、昇格近づける2戦ぶり白星

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FWピーター・ウタカが2得点

[10.10 J2第33節 京都2-1相模原 サンガS]

 J2リーグは10日に第33節を行った。京都サンガF.C.SC相模原の対戦は、京都が2-1で勝利。FWピーター・ウタカが2得点を挙げた。

 昇格圏内の2位に位置する京都は、前節・V・ファーレン長崎戦で3連勝がストップ。3位・アルビレックス新潟と4位・ヴァンフォーレ甲府は暫定勝ち点7差で後ろを走っており、昇格を確実にするためにも白星奪取を狙った。

 京都は序盤から猛攻を仕掛けるも、相模原の堅守に阻まれる。波状攻撃は相手守備陣のブロックに、さらにGK竹重安希彦の好セーブにも遭った。しかし、ウタカが一瞬の隙を突き、先制に成功する。

 前半36分、相模原GK竹重がPA外からボールを蹴り込むと、足を踏み外し、倒れ込んでしまう。京都は中盤でボールを奪取。FW宮吉拓実が最前線にパスを通すと、ウタカは中盤右サイドでボールを足下に収めた瞬間に右足シュートを放つ。足を引きずりながらゴールに戻る竹重をしり目に、ボールは無人のゴールに吸い込まれた。

 竹重はそのまま負傷交代。相模原はGK三浦基瑛が代わってゴールを守ることになった。

 前半は京都が1-0で折り返した。防戦一方の相模原は、枠内シュート0本のまま後半に臨む。ハーフタイムでMF兵藤慎剛とMF藤本淳吾を下げ、FWユーリとMF成岡輝瑠をピッチに入れた。

 さらに、相模原は後半16分にMF松橋優安を下げ、MF安藤翼を投入。攻撃的な采配を執る。しかし、同22分にアクシデント。DF藤原優大が空中からの着地時に負傷。GK竹重に続き、負傷交代によりDF鎌田次郎がピッチに入った。

 すると、京都が相手の嫌なムードを突く。後半23分、右サイドを細かいパスで攻略。宮吉が深い位置からクロスを上げると、ニアサイドで相手選手に当たる。ボールはファーサイドに流れたところを、ちょうど詰めたウタカがワンタッチで押し込んだ。ウタカは今季17点目となる。

 相模原は後半30分に反撃。MF川上竜が右CKを蹴り込むと、ニアサイドのユーリが強烈なヘディングシュートを叩き込む。残り15分で1-2と点差を縮め、勢いを取り戻していく。

 だが、京都は慌てずに敵陣内でパスを回す。相模原はゴールを守りつつ、攻撃に転じたいが、そのまま時間切れ。京都が2-1で2試合ぶりの白星を手にした。

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