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4日前に「チームに迷惑をかけた」24歳が決勝弾!! C大阪FW加藤陸次樹「本当に嬉しいです」

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セレッソ大阪FW加藤陸次樹(写真は6日のもの)

[10.10 ルヴァン杯準決勝第2戦 C大阪 1-0 浦和 ヨドコウ]

 4日前、「チームに迷惑をかけた」と感じていた。だからこそ、この一戦に懸ける思いは強かった。そして、セレッソ大阪FW加藤陸次樹は見事に結果を残し、チームを4年ぶりのルヴァン杯決勝へと導いた。

 6日に敵地・埼玉スタジアムで行われた第1戦。スターティングメンバ―に名を連ねた加藤は幾度となくゴールに迫った。しかし、後半11分にDF丸橋祐介のクロスから放ったヘディングシュートがクロスバーを叩き、さらに同29分には右足から放ったシュートがGK鈴木彩艶に触れられると再びクロスバーを叩いてしまう。チームは敵地で1-1のドローに持ち込んだものの、チャンスに絡んだ自身にゴールは生まれなかった。

 自分が1点取れていれば、第2戦をもっと楽な状況で迎えられたのかもしれない――。そんな思いがあったのかもしれないが、ホームで行われた第2戦できっちりとネットを揺らしてみせる。0-0で迎えた後半8分、左サイドの丸橋からグラウンダーのクロスが送られると、左足ダイレクトで狙う。シュートは鈴木に阻まれてものの、こぼれ球を自ら拾うと右足のシュートをねじ込んで値千金の決勝点をもたらした。

「第1戦は多くのチャンスがある中で外して、チームに迷惑をかけていたので、今日は決めたいという気持ちで試合に臨んでいた。自分のゴールで勝てたのは本当に嬉しいです」

 笑顔で試合後のインタビューに答えた24歳FW。「(小菊昭雄)監督が『絶対にタイトルを取りたい』と話していて、それに向かってチームは一つにんって日々の練習からやれている。必ず決勝で点を取れるように、そして勝てるように頑張っていきたい」と30日に行われる決勝・名古屋戦に向けて意気込んだ。

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