ネーションズリーグ3位決定戦はEURO覇者イタリアに軍配! ベルギー得意の“14秒カウンター”炸裂も力尽きる
[10.10 UNL3位決定戦 イタリア2-1ベルギー]
UEFAネーションズリーグ2020-21は10日に3位決定戦を行った。イタリア代表とベルギー代表の対戦は、イタリアが2-1で勝利した。
今夏にEURO2020を制したイタリアと、FIFAランク首位のベルギーのビッグカード。しかし、イタリアはスペインに、ベルギーはフランスに敗れ、3位決定戦で相まみえることになった。
イタリアは4-3-3の布陣。DFレオナルド・ボヌッチは準決勝でレッドカードを受け、出場停止となっている。GKジャンルイジ・ドンナルンマがキャプテンを務め、4バックはDFジョバンニ・ディ・ロレンツォ、DFフランチェスコ・アチェルビ、DFアレッサンドロ・バストーニ、DFエメルソン・パルミエリが並ぶ。中盤3枚はアンカーにMFマヌエル・ロカテッリ、右MFにニコロ・バレッラ、左MFにロレンツォ・ペッレグリーニ。前線3枚は右にFWドメニコ・ベラルディ、左にFWフェデリコ・キエーザ、トップにFWジャコモ・ラスパドーリが入った。
ベルギーはFWロメル・ルカクとFWエデン・アザールが欠場。MFケビン・デ・ブライネはベンチスタートとなった。3-4-3の布陣を敷き、GKはティボー・クルトワ、3バックはDFトビー・アルデルワイレルト、DFジェイソン・デナイヤー、DFヤン・フェルトンゲン。ボランチ2枚はMFユーリ・ティーレマンスとMFアクセル・ビツェルを置く。右WBはMFティモシー・カスターニュ、左WBはMFヤニック・カラスコ。前線3枚は右がMFアレクシス・サレマーカーズ、左がMFハンス・バナーケン、トップがFWミシー・バチュアイとなった。
前半はベルギーがボールを保持するも、チャンスを作ったのはイタリア。しかし、両者ともに決定機に欠けたままスコアレスで後半に折り返した。
すると、イタリアが後半開始早々に均衡を破る。後半1分、右CKをニアサイドで相手選手にクリアされるも、ボールは高く上がり、PAライン上に。走り込んだバレッラが右足ダイレクトで合わせ、ゴール左隅に突き刺した。
ベルギーは後半14分にティーレマンスとサレマーカーズを下げ、デ・ブライネとFWシャルル・デ・ケテラエルが入る。しかし、イタリアの勢いは止まらない。
イタリアは後半18分、キエーザが左サイドから1対1の突破を図る。得意の鋭いドリブルでカスターニュのファウルを誘発し、PKを獲得。キッカーはベラルディが務めると、ゴール左隅のシュートはクルトワに触れられながらもそのままゴールに入れ込んだ。
2-0と点差を広げたイタリアは積極的にカードを切る。後半20分にラスパドーリに代えてFWモイーズ・キーンを、25分にはバレッラとペッレグリーニを下げてMFブライアン・クリスタンテとMFジョルジーニョを投入した。
ベルギーは決定機もドンナルンマに阻まれる。後半37分にはカラスコがPAライン上から右足シュートを放つも、ゴール右ポストに直撃。ネットを揺らすことができない。
しかし、ベルギーは後半41分に1点を返す。イタリアの左CKをクルトワがキャッチすると、ロシアW杯決勝トーナメント1回戦・日本戦を彷彿とさせる“14秒カウンター”を敢行。クルトワからデ・ブライネにつなぎ、最後はケテラエルがPA右からドンナルンマの股下を通すシュートを決め切った。
だが、ベルギーの反撃もここまで。イタリアが点差を守り切り、2-1で3位入賞を決めた。
●UEFAネーションズリーグ20-21特集
UEFAネーションズリーグ2020-21は10日に3位決定戦を行った。イタリア代表とベルギー代表の対戦は、イタリアが2-1で勝利した。
今夏にEURO2020を制したイタリアと、FIFAランク首位のベルギーのビッグカード。しかし、イタリアはスペインに、ベルギーはフランスに敗れ、3位決定戦で相まみえることになった。
イタリアは4-3-3の布陣。DFレオナルド・ボヌッチは準決勝でレッドカードを受け、出場停止となっている。GKジャンルイジ・ドンナルンマがキャプテンを務め、4バックはDFジョバンニ・ディ・ロレンツォ、DFフランチェスコ・アチェルビ、DFアレッサンドロ・バストーニ、DFエメルソン・パルミエリが並ぶ。中盤3枚はアンカーにMFマヌエル・ロカテッリ、右MFにニコロ・バレッラ、左MFにロレンツォ・ペッレグリーニ。前線3枚は右にFWドメニコ・ベラルディ、左にFWフェデリコ・キエーザ、トップにFWジャコモ・ラスパドーリが入った。
ベルギーはFWロメル・ルカクとFWエデン・アザールが欠場。MFケビン・デ・ブライネはベンチスタートとなった。3-4-3の布陣を敷き、GKはティボー・クルトワ、3バックはDFトビー・アルデルワイレルト、DFジェイソン・デナイヤー、DFヤン・フェルトンゲン。ボランチ2枚はMFユーリ・ティーレマンスとMFアクセル・ビツェルを置く。右WBはMFティモシー・カスターニュ、左WBはMFヤニック・カラスコ。前線3枚は右がMFアレクシス・サレマーカーズ、左がMFハンス・バナーケン、トップがFWミシー・バチュアイとなった。
前半はベルギーがボールを保持するも、チャンスを作ったのはイタリア。しかし、両者ともに決定機に欠けたままスコアレスで後半に折り返した。
すると、イタリアが後半開始早々に均衡を破る。後半1分、右CKをニアサイドで相手選手にクリアされるも、ボールは高く上がり、PAライン上に。走り込んだバレッラが右足ダイレクトで合わせ、ゴール左隅に突き刺した。
ベルギーは後半14分にティーレマンスとサレマーカーズを下げ、デ・ブライネとFWシャルル・デ・ケテラエルが入る。しかし、イタリアの勢いは止まらない。
イタリアは後半18分、キエーザが左サイドから1対1の突破を図る。得意の鋭いドリブルでカスターニュのファウルを誘発し、PKを獲得。キッカーはベラルディが務めると、ゴール左隅のシュートはクルトワに触れられながらもそのままゴールに入れ込んだ。
2-0と点差を広げたイタリアは積極的にカードを切る。後半20分にラスパドーリに代えてFWモイーズ・キーンを、25分にはバレッラとペッレグリーニを下げてMFブライアン・クリスタンテとMFジョルジーニョを投入した。
ベルギーは決定機もドンナルンマに阻まれる。後半37分にはカラスコがPAライン上から右足シュートを放つも、ゴール右ポストに直撃。ネットを揺らすことができない。
しかし、ベルギーは後半41分に1点を返す。イタリアの左CKをクルトワがキャッチすると、ロシアW杯決勝トーナメント1回戦・日本戦を彷彿とさせる“14秒カウンター”を敢行。クルトワからデ・ブライネにつなぎ、最後はケテラエルがPA右からドンナルンマの股下を通すシュートを決め切った。
だが、ベルギーの反撃もここまで。イタリアが点差を守り切り、2-1で3位入賞を決めた。
●UEFAネーションズリーグ20-21特集
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