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アメリカ女子サッカー界で起きているムーブメントにイングランドも賛同「私たちがついている」

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アーセナル、エバートンの選手たちが連帯を示す円陣

 アメリカのナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ(NWSL)で起きているムーブメントにイングランド女子1部リーグ(FAWSL)の選手たちも連帯の姿勢を見せた。イギリス『BBC』が10日に伝えている。

 現在NWSLでは、試合中に両チームの選手たちがセンターサークルに集結し、腕を組み一つの大きな輪を作る行為が行われている。

 この行動は、選手に対するセクハラ問題で解任されたノースカロライナ・カレッジのポール・ライリー前監督と、この問題に対するリーグ側の対応に立ち向かうという意思表示で、NWSLのゴッサムFCに所属するMF川澄奈穂美も自身のツイッター(NahoKawasumi_9)上で「問題が封印されていた“6”年間にちなみ、前半“6”分に両チーム選手が集まり円陣を組みました」と説明していた。

 英メディアの記事によれば、9日と10日に行われたFAWSL第5節のアーセナル対エバートン、ブライトン対トッテナム、レディング対アストン・ビラ、ウエスト・ハム対バーミンガムの4試合で、NWSLの選手たちに連帯を示す円陣が行われたようだ。

 この行動にFAWSLは、公式ツイッター(@BarclaysFAWSL)を通じて「NWSLの選手たちには私たちがついています。私たちはあらゆる虐待にも立ち向かうため、また、選手たちを守るために、敬意をもって仲間との連帯を示したいと考える選手を常にサポートしていきます」と賛同している。

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