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“至宝”ファティ&ペドリとの新契約目指すも…財政難バルセロナに好条件提示は不可能

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 財政難の続くバルセロナは、どうやらアンス・ファティペドリに対して好条件のオファーを提示できないようだ。

 新型コロナウイルスによるパンデミック以降、財政難が表面化するバルセロナ。主力のサラリーカットを強いられ、高給取りのリオネル・メッシとアントワーヌ・グリーズマンを放出するも、厳しい状況が続く。

 リーグ戦でも不安定な戦いが続く中、唯一の光明と言えば若手の台頭だ。ファティやペドリ、ガビらアカデミー出身選手がファーストチームで出場機会を得て、インパクトを残している。これを受け、将来的な成功のためにも彼らを引き留めが重要課題であり、新契約の準備を行うとされるバルセロナだが、ここでも財政問題に直面するようだ。

 バルセロナ首脳陣はファティとペドリの契約延長を最優先事項として見据えており、17日の総会までに両選手と交渉を行うことが予想されている。交渉は“順調”だったり、“進展する”と発信され、いずれの関係者も現状に満足すると考えられるものの、『Goal』の取材によると、現時点で2選手ともクラブとの契約延長に近づいていないようだ。

 ファティに対してはプレミアリーグ勢、ペドリにはバイエルン・ミュンヘンが興味を持つとされており、バルセロナは両選手との契約交渉を悠長に行う時間がないことを認識する。そのため、早急に合意にこぎつけたいようだが、高額なサラリーを含む好条件のオファーを提示できないのが現状だ。
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