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韓国紙が日本代表の“生還”を報道「とんでもないオウンゴールで危機を脱した」

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 韓国紙『スポーツソウル』が日本代表の崖っぷちでの勝利を伝えている。

 日本は12日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節でオーストラリア代表に2-1で勝利。前半早々に田中碧の得点で先制したものの後半に見事な直接FKを決められて追いつかれたが、終盤に途中出場した浅野拓磨がオウンゴールを誘発してヒーローとなった。

 韓国紙は日本のこの勝利について「相手のとんでもないオウンゴールで危機を脱した」と報道。決勝点の場面では、浅野のシュートがGKマシュー・ライアンに触れられながらも右ポストに当たり、跳ね返りがアジズ・ベヒッチに当たってゴールに吸い込まれた。ベヒッチのプレーについては「目の前に落ちてきたボールを適切にクリアできなかった」と評されている。

 一方で、この日に布陣をこれまでの4-2-3-1から4-3-3に変更して試合をスタートさせた日本の戦いぶりについては、「フォワードの強いプレッシャーでオーストラリアのビルドアップを妨げた」と称賛。決勝点は「ラッキーなゴール」とも伝えられたが、日本が優位な時間も目立っていた印象のようだ。

 また、この試合に引き分けていれば、日本とオーストラリアの勝ち点差は「6」のままであり、サウジアラビアには「8」の差をつけられていた可能性があったが、勝利したことで次節にも2位浮上の可能性。このことについては「死から生還した」との表現が用いられており、韓国においても日本の状況が注目を集めていたようだ。
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