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ニューカッスル買収へのビッグクラブ指揮官の反応は?「今後フットボール界の中心的な存在になる」

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買収劇にビッグクラブ指揮官たちが言及

 プレミアリーグの指揮官たちがニューカッスルの買収について言及した。

 先日、サウジアラビア政府系ファンド『パブリック・インベストメント・ファンド』がニューカッスルの株式を80%獲得したことが発表された。これにより、4300億ドル(約49兆円)を超す資産を有するとされる大富豪がオーナーを務めるフットボールクラブが誕生した。

 これを受け、ビッグクラブの指揮官たちは15日のプレスカンファレンスでこの買収劇について言及。その様子をイギリス『BBC』がまとめている。

 2シーズン前の王者リバプールユルゲン・クロップ監督は「ニューカッスルが今後20年や30年の世界のフットボール界の中心的な存在になれることが保証された」と話し、人権問題など諸問題が報じられるものの、フットボール界のヒエラルキーが大きく変化する可能性があると続けた。

「多くの問題について私には評価できない。しかし、フットボールのことだけに関して言えば、長期的に見て彼らは影響力のある超ビッグクラブになっていくと言わざるを得ない」

「彼らにはスーパーチームを作る力がある。すぐにではないが、数年後にはチャンピオンズリーグ出場権も約束される。ニューカッスルファンもクラブを愛することになるだろうが、ニューカッスルの地に新たなスーパーパワーができた。これを無視することはできない。もちろん、金ですべては買えないが、時間とともにそうできるはずだ。彼らには間違った判断をしても、その後正しい判断ができるだけの十分な資金もある。彼らはなりたいようになれるだろう」

 また、チェルシートーマス・トゥヘル監督は「我々にタイトルを争う上で新たなライバルができたような感じで、我々が楽しみにしていることだ」と肯定的な考えを述べ、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「ニューカッスルファンは買収を喜んでいるみたいだ。我々は準備をしなければいけない」と言及。

 その他にも、マンチェスター・ユナイテッドオーレ・グンナー・スールシャール監督は「当初は売却が完了するとは思わなかったけど、これから多くのことが変わることになる。彼らがどれだけの資金を費やすかはわからないが、彼らは伝統のあるファンタスティックなクラブだ。長期的にどのように変わっていくのか興味深いものになるだろう」と話している。

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