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10人の長崎が意地の同点弾!3位と4位の直接対決は痛み分け…新潟は逃げ切れず

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新潟が先制に成功したが…

[10.16 J2第34節 長崎1-1新潟 トラスタ]

 J2リーグは16日、第34節を行い、トランスコスモススタジアム長崎では3位V・ファーレン長崎と4位アルビレックス新潟が対戦した。磐田、京都を追う両者の直接対決は1-1の引き分け。長崎は勝ち点62、新潟は61としたものの、上位との勝ち点差は縮められなかった。

 試合を動かしたのは新潟だった。前半13分、MF堀米悠斗とワンツーの形で左サイドを突破したMF島田譲がクロスを供給。相手DFがクリアしたが、こぼれ球をおさめたFW鈴木孝司が反転右足シュートでネットを揺らし、先制に成功した。

 1点を追う長崎は前半34分、DF新里亮が一発レッドで退場となるアクシデント。残り時間を10人で戦うことになった。対する新潟は43分、三戸が負傷交代となり、MF星雄次を投入した。

 ハーフタイム明けに長崎は名倉を下げてDF加藤聖を投入し、反撃を試みる。後半15分には右サイドからDF米田隼也がクロスを入れ、FW都倉賢が頭で合わせたが、シュートはクロスバーの上へ。流れを引き寄せた長崎は、試合を振り出しに戻した。

 後半24分、右コーナーキックの場面で加藤聖が左足でインスイングのボールを入れると、ファーサイドで競り勝ったDF二見宏志がヘッドで押し込んだ。二見は移籍後初ゴール。1-1に追いついた長崎は後半36分にも加藤聖が左足シュートを放つチャンスを迎えたが、これはGK阿部航斗がセーブ。長崎は後半37分、MFウェリントン・ハットを下げてFWビクトル・イバルボを投入した。

 互いに交代カードを切りながら次の1点を目指すと、後半アディショナルタイム3分には長崎にビッグチャンス。DF毎熊晟矢のクロスからFWカイオ・セザールが決定的なヘディングシュート。至近距離でGK阿部が防ぐと、こぼれ球に反応した米田がシュートを打ったが、再びGK阿部がビッグセーブ。このままタイムアップを迎え、試合は1-1の痛み分けに終わった。

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