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恩師ファーガソンの「C・ロナウドは常に先発すべき」意見に…スールシャールの見解は?

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FWクリスティアーノ・ロナウドの起用法に関して指揮官が言及

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWクリスティアーノ・ロナウドの起用法について、オーレ・グンナー・スールシャール監督が改めて口を開いた。

 ユナイテッドは、今夏の移籍市場でC・ロナウドを獲得。レジェンドの復帰にファンやサポーターが沸く中、スールシャール監督は同選手のコンディションを考慮し、常にスタメンで起用することはできないとの主張を続けている。そして迎えた10月2日のプレミアリーグ第7節エバートン戦では、C・ロナウドをベンチスタートに。しかし、チームは1-1の引き分けに終わり、痛いポイントロストとなった。

 この試合を観戦したアレックス・ファーガソン氏は、「最高の選手は常にスタートから起用するべきだ」と、スールシャール監督の考えとは違った見解を示している。影響力があるファーガソン氏の発言だけに、監督の今後の起用法に影響を与えるのではないかと言われていたが、スールシャール監督は自身の考えを変えることはないと明かした。

「その件についてはとてもリラックスしている。選手時代に彼とは何度も意見が合わず、妻にも話していた。しかし、当時はそのことが話題になることはなかった」

「サーも、私が気にしていないことをわかっているはず。そしてみんなが、クリスティアーノに会いたい気持ちを持っていることもわかっている」

「彼はユニークな選手であり、素晴らしいキャリアを歩んできた。誰もが彼を見たいと思っている。しかし、現実的に全ての試合に起用することはできない。これは物理的な問題であり、人間の性質だ」

「彼(ファーガソン)自身もこの仕事がいかに難しいかわかっている。いつも同じ11人でプレーはできない。昔もライアン・ギグス、ウェイン・ルーニー、デイビッド・ベッカムらベストプレーヤーを休ませるためにリスクを冒してきた。それが成功することもあれば、失敗してしまうこともある」

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