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マンUが敵地で敗れ、アウェー戦無敗は29でストップ…レスターが鮮やかな逆転勝利

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マンチェスター・ユナイテッドが敵地で敗れた

[10.16 プレミアリーグ第8節 レスター 4-2 マンチェスター・U]

 プレミアリーグは16日、第8節を行い、レスター・シティマンチェスター・ユナイテッドが対戦。前半に1点ずつを奪い合うと、後半33分にレスターが勝ち越し。同37分にマンチェスター・Uに追い付かれながらも同38分と同アディショナルタイムにネットを揺らしたレスターが4-2の勝利を収めた。

 前半19分にスーパーゴールで試合を動かしたのはアウェーのマンチェスター・Uだった。MFブルーノ・フェルナンデスから左サイドでボールを呼び込んだFWメイソン・グリーンウッドが中央へ切れ込み、PA外から左足を振り抜く。勢いよく飛び出したボールは一直線にネットに突き刺さり、スコアを1-0とした。

 1点のリードを奪ったマンチェスター・Uは前半28分、左サイドからボールを運んだMFジェイドン・サンチョのラストパスをFWクリスティアーノ・ロナウドが右足で狙うも、シュートはGKカスパー・シュマイケルに阻まれてしまう。

 すると、同31分にレスターが美しいゴールで同点に追い付く。DFハリー・マグワイアにプレッシャーを掛けたFWケレチ・イヘアナチョが敵陣深くでボール奪取に成功。PA内へとボールを送ると、MFユーリ・ティーレマンスが右足ダイレクトで狙う。美しい軌道を描いたループ気味のシュートはGKダビド・デ・ヘアの頭上を越えてネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、同20分にマンチェスター・Uがゴールに迫る。右サイドからB・フェルナンデスが送ったクロスの流れからゴール前が混戦となり、グリーンウッドが狙うもゴール右に外れる。すると、その直後にマンチェスター・Uベンチが動き、肩の手術を受けて出遅れていたため、今季初出場となるFWマーカス・ラッシュフォードがピッチへと送り込まれた。

 後半31分にはレスターがゴールを脅かすが、ティーレマンスがPA外から放った狙いすましたミドルシュートはデ・ヘアに触れられるとポストを叩いてしまう。しかし、同33分、CKの流れからFWパトソン・ダカが放ったシュートはデ・ヘアの左足に阻まれたものの、こぼれ球をDFチャグラル・ソユンクが蹴り込み、レスターが2-1と逆転に成功した。

 しかし、後半37分、DFビクトル・リンデロフのロングボールから抜け出したラッシュフォードが右足のシュートを突き刺してマンチェスター・Uが同点に追い付く。だが、わずか54秒後の同38分、左サイドを運んだFWアジョセ・ペレスの巧みなアウトサイドのパスに走り込んだFWジェイミー・バーディーが、これまた巧みなアウトサイドで合わせてネットを揺らし、レスターが3-2と勝ち越し。

 さらに後半アディショナルタイムにはダカがダメ押しゴールを奪い、レスターが4-2の勝利を収めた。20年2月17日に行われたプレミア第26節チェルシー戦以降、アウェー戦で29試合無敗とプレミア新記録を打ち立てたマンチェスター・Uだったが、約1年8か月ぶりに敵地で敗れることになった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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