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田坂監督「正直磐田は強かった。よく守り切った」栃木、首位磐田から貴重な勝ち点1

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タフな守備で貢献したMF西谷優希

[10.17 J2第34節 栃木1-1磐田 カンセキ]

 栃木SCは最後まで耐え、首位磐田戦をドローに持ち込んだ。田坂和昭監督は「理想は勝ち点3を取りたかったですが、終わったから言うけど正直磐田は強かった。選手が体を張って、危ないシーンは何度かあったが、よく守り切ったと思う」とチームを称えた。

 先手を取ったのは栃木だった。前半17分、FW豊田陽平が倒され、FKのチャンスを獲得する。約30mの位置からキッカーのMF谷内田哲平が右足で柔らかく、質の高いクロスを供給。DF柳育崇が頭で合わせ、先制のネットを揺らした。

 ボールポゼッションを高める磐田に攻め立てられ、前半44分に同点に追いつかれたものの、失点を1点にとどめた栃木。6試合連続得点中だった好調FWルキアンをシャットアウト。磐田の猛攻に耐え、追加点を許さなかった。

 ハードワーク、球際激しい守備で貢献したMF西谷優希も「勝ち点3を取りにいきましたが、難しい試合の中でチームとして貴重な勝ち点1だと思う」と振り返った。前半37分にはルキアンのポストワークから走り込んだFW大津祐樹がシュート。決定的な形だったが、西谷が体を投げ出してブロック。コースが変わったボールはクロスバーを叩き、難を逃れた。

 西谷はこの試合でJ2リーグ通算100試合出場を達成し、「光栄なこと。いろんな方に支えてもらっているので、感謝の気持ちを持ちながらピッチに立ちました」。今季は残り8試合。「まだまだ厳しい試合が続きますが、チーム一丸となって、一体感を持って一つでも多くの勝利を勝ち取っていけるように全力で頑張っていきたい」と力を込めた。

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