beacon

逆転勝利のラツィオDFが相手選手に歓喜の抱擁…怒りを買って一発退場、涙の弁明「仲良しだと思った」

このエントリーをはてなブックマークに追加

DFルイス・フェリペが元同僚FWホアキン・コレアに抱き着くも…退場処分に

 ラツィオは16日のセリエA第8節でインテルに3-1の勝利。先制を許したが、後半3得点で逆転した。試合後には乱闘が発生し、DFルイス・フェリペが退場処分に。本人がその後、インスタグラムで事情を説明している。

 ラツィオが昨季王者のインテルに今季初黒星をつけた。相手の指揮官は昨季までラツィオを率いていたシモーネ・インザーギ監督。因縁の試合で、ラツィオは前半12分にPKを献上し、先制点を奪われる。

 しかし、ラツィオは後半に相手のハンドでPKを取り、後半19分にFWチーロ・インモービレが同点ゴール。さらに36分にFWフェリペ・アンデルソンが逆転に成功する。終了間際にはMFセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチがFKを頭で合わせ、3-1と点差を広げ、勝利を収めた。

 試合中に両者ヒートアップする場面が見られたが、終了後には再び両チームの選手たちの乱闘が発生。そして、ラツィオのL・フェリペにレッドカードが出されてしまった。乱闘はL・フェリペがインテルFWホアキン・コレアの背中に抱き着いたことで起きていた。退場処分にショックを覚え、L・フェリペは涙を流す様子が映し出されている。

 L・フェリペは試合後にインスタグラム(@luizfeliperamos27)で事情を説明。昨季までラツィオでチームメイトだったJ・コレアに喜んで抱き着いた結果、インテルの選手たちが集結し、乱闘騒ぎになっていたようだ。

 L・フェリペは「まずはっきりさせておきたい。インテルや他のクラブに大きな敬意を抱いています。他のプロを見下したりしません」と弁明。「(J・コレアは)素晴らしい友人の一人で、昔からとても仲が良かったんです。だから終了後、抱きしめて友情が許す限りに結果について冗談を言おうと。でも感情的になってしまった」と、自身の行動に悪意がなかったことを明かした。

 しかし、それはその場にそぐわない行為だった。「振り返ると、ベストなタイミングでも、場所でもなかった。不快にさせたことをお詫びします」と謝罪の意を伝えた。

 なお、この投稿に対し、J・コレアも“いいね!”のリアクション。タイミングは最悪だったが、2人の仲は完全に壊れていないようだ。

●セリエA2021-22特集

TOP