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伊藤洋輝は「フットボールをプレーすることを恐れなかった」。シュツットガルト監督から賛辞の言葉

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リーグ戦初フル出場果たしたDF伊藤洋輝に賞賛の声

シュツットガルトは現地時間16日に行われたブンデスリーガ第8節でボルシアMGと対戦し、試合は1-1のドローで決着。ペレグリーノ・マタラッツォ監督が、試合後の会見でリーグ戦初フル出場果たしたDF伊藤洋輝について語った。

 シュツットガルトは10月のインターナショナルウィーク中にDFワルデマー・アントンらレギュラー4人を含む複数メンバーが新型コロナウイルス感染症のPCR検査での陽性が判明。そのため、ボルシアMG戦では第6節レバークーゼン戦でもアントンの代役を務めリーグ戦初スタメンを迎えた伊藤が再び3バック中央でプレー。キャプテンのMF遠藤航らとともにフル出場し、敵地での勝ち点1の獲得に貢献した。

 そして、マタラッツォ監督もそのパフォーマンスに満足したようだ。シュツットガルトDFコンスタンティノス・マヴロパノスが先制弾を挙げ、ボルシアMGがMFヨナス・ホフマンのゴールで追いついたこの一戦だが、記者に試合後の会見で、「コロナ感染の影響でイトウや(ニコラス)ナルタイがチャンスを得たが、彼らのパフォーマンスをどう見るか」と問われた指揮官は、「2人ともとても良い試合をした」と前置きすると、伊藤についてこのように続けた。

「イトウは走りであれだけ多くのボールに対応してくれたんだ。調子が良いブレール(エンボロ)のケアをするという決して簡単ではないタスクだったにもかかわらず、非常に上手くコントロールできたと思う。ほとんど仕事させなかったんだからね」

「彼はスピードと守りの本能というものを持ち合わせており、プレーの組み立てにおいても的確な判断を下すことが多かった。フットボールをプレーすることを恐れなかった。プレーを組み立てられるのは知っていたが、少しナーバスだったレヴァークーゼン戦と比べて、今回はビルドアップ面で最初からより自信をもってプレーしたと思う」

 なおシュツットガルトは24日の次節ではウニオン・ベルリンと対戦。アントンの回復にもよるとされるが、伊藤はそのホームマッチで2試合連続スタメン出場を果たすかもしれない。

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