17日に行われたエール・ディビジ第9節NEC対フィテッセ戦で、あわや大惨事という出来事があった。英紙『サン』が伝えている。

　NECのホームとなるホッフェルト・スタディオンで行われた一戦。前半16分にFWニコライ・フレデリクセンの得点で先制したフィテッセは、その後ホームチームの反撃を許さずに1-0の完封勝利を収めた。

　試合後、選手たちはアウェーまで駆け付けたサポーターと喜びを分かち合う。しかし、サポーターがジャンプを繰り返していると、その重さに耐えられなくなったスタンドの一部が崩壊。スタンドとともに落下したサポーターもいたため、ピッチ上の選手たちも心配そうに様子を見守った。

　しかし、「奇跡的に誰もケガをしなかった」模様。負傷者がいないことを確認した選手たちは、再び歓喜を爆発させ、サポーターと喜びを分かち合っていた。

　なお、スタジアムのあるナイメヘンのホベルト・ブルールス市長は『テレグラフ』に対し、「起こったことにとてもショックを受けている。幸いなことに、我々が知る限りでは誰もケガをしていない。ここで起こったこと、できるだけ早く調査してほしい」と語っている。

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