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ゼロックス杯のリベンジ。鹿島・小笠原「3点目、4点目と続いたことがよかった」

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[3・8 J1第1節 鹿島 4-0 札幌 カシマ]
 同じ轍は踏まない。4得点のゴールラッシュで開幕戦を勝利した鹿島のMF小笠原満男(28)は3、4点目の追加点にこそ意味があると強調した。「2-0にしてからの勢いが大事だった。ゼロックス杯でも2-0にしてから追加点を取れずに、最後は追いつかれた。同じことをしちゃいけないと思っていた。3点目、4点目と続いたことがよかった」。後半2分のPKはまさかの失敗。だが、すぐに汚名は返上した。3分後に左CKから新井場の先制点をアシスト。「PK失敗?そんなことありましたね。忘れるぐらい、みんなが点を取ってくれたので」と笑みを浮かべた。センターバックには、出場停止のDF岩政大樹(26)、DF大岩剛(35)に代わって伊野波雅彦(22)、中後雅喜(25)の2人が入った。FC東京から加入したばかりの伊野波、本来はボランチの中後という急造コンビで完封勝利。小笠原は「2人ともよくやってくれた。チームはいい状態。誰が出てもできるということを証明できた。収穫の大きい試合だった」と、選手層に厚みが出たことに自信を深めていた。
(取材・文 西山紘平)

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