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数的不利でリバプールに敗れたアトレティコ、フェリペ「グリーズマンの退場で異なる試合を余儀なくされた」

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FWアントワーヌ・グリーズマンが一発退場に

 19日のチャンピオンズリーグ・グループB第3節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのリバプール戦を2-3で落とした。DFフェリペ・アウグストは試合後、FWアントワーヌ・グリーズマンの一発退場について不満を漏らしている。

 前半、2点をリードされながらもグリーズマンの2得点でスコアをタイに戻したアトレティコ。しかし52分、そのグリーズマンの足を高く上げたプレーが足裏を見せたタックルと判断されて一発退場となり、その後FWモハメド・サラーにPK弾を決められて敗戦を喫した。

 フェリペは試合後、そのグリーズマンを退場とする判定が試合の流れを大きく左右したことを否定しなかった。

「あの場面について、僕は少し遠くにいたし、どういったプレーだったかを確認することはかなわなかった。でもイエローカードでよかったはずだ。彼はボールをよく見て、それをコントロールしようとしたんだ。リバプール相手の数的不利は厳しい。とにかく、今は休んで、次戦に目を向けたい」

「審判が試合に影響を与えた? そうかもしれない。グリーズマンにレッドカードが出されるまで、僕たちは違った試合に臨んでいた。そこから110%の力で走ることを余儀なくされたんだ。確かに、影響を与えたと思うよ」

 サラーのPK弾の直後には、アトレティコもヒメネスがペナルティーエリア内で倒されたことでPKを獲得。だがVAR介入の後、主審がモニターで確認して取り消しとなった。

「(アトレティコのPKは)僕にとって明確だった。規則がどうなのかは知らない。でも審判はVARでモニターを何度も何度も見返して迷っていた。その一方で(リバプールのPK判定は)とても早かったね。僕たちはピッチ上でただ競い合うだけだが、少し不当だよね」

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