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C・ロナウドの衝撃にスールシャール監督「彼を批判したい人がいたらこの試合を見てくれ」

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逆転ゴールを挙げたFWクリスティアーノ・ロナウド

 マンチェスター・ユナイテッドオーレ・グンナー・スールシャール監督はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節で決勝点を決めたFWクリスティアーノ・ロナウドのインパクトに脱帽した。『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 20日、欧州CLグループリーグ第3節でマンチェスター・Uはアタランタ(イタリア)と対戦した。2点を先制される展開となったが、FWマーカス・ラッシュフォードとDFハリー・マグワイアの得点で追いつき、さらにC・ロナウドがヘッドで逆転ゴール。3-2と試合をひっくり返してみせた。

 スールシャール監督は前半のミスの後、怒涛の勢いで追い上げたことについて、「それがフットボールだ」と答えた。

「前半はいいプレーができていたと思う。しかしフィニッシュの部分が十分ではなかった。2つのチャンスがあったが、その後に私たちはスイッチを切ってしまい、簡単に2つのゴールを許してしまった。そして後半、ダビド(・デ・ヘア)が2つの素晴らしいセーブを見せてくれた」

「パフォーマンスの差はそれほど大きくなく、そういうわずかな結果を左右するのだ」

「後半は前半よりもずっと良かった。しかしすべての試合を見ているわけではない人たちが、一貫性のなさを指摘するのも理解できる。0-2にされたのは当然とても悪く見える。だが、パフォーマンスの部分を見れば0-2に見合うような試合ではなかった。ハーフタイムにはそのように伝えたよ。この調子でフィニッシュの質を高め、パスを1本でも多く出して、もちろんゴールを奪われないようにしていきたい」

 また、指揮官は決勝ゴールを奪ったC・ロナウドについて、「彼(C・ロナウド)のラインの上げ方には本当に満足しているよ」と語り、次のように続けた。

「センターフォワードとして、彼にはもっとプレイヤーの間を走ったり、中に入ったり、プレスをかけたりすることを要求した。もちろんホームだからね。観客を味方につけたかった」

「終盤、彼は自陣のボックス内で守備をしていたが、そこからプリントしていた。彼はセンターフォワードがすべきことをすべて行い、ラインを上げ、ディフェンスをしていた。もし、彼の仕事ぶりや態度を批判したい人がいたら、この試合を見てくれたらいい」

「そしてもちろん、ゴールは彼が他の誰よりも優れている点だ。ヘディングはローマ戦のものには及ばないが、彼は他の誰にも負けない跳躍力とタイミングを持っている」

 2-0で敗れれば、マンチェスター・UはグループF最下位になる可能性があったが、この逆転劇により首位に浮上。残り3試合でノックアウトステージへの出場権を獲得できる絶好の位置につけた。

「私はホームゲームで勝利し、アウェーでも結果を出せば、突破のチャンスがあると言ってきた。今日の結果は非常に大きい。ヤングボーイズとの試合ではスタートが良くなかったし、正直なところレッドカードで試合が変わってしまった。あれは残念だった」

「ビジャレアル戦では良いプレーができなかったが、勝ち点3を獲得して踏ん張った。後半に見せた一体感、精神力、信念を貫くファイトなど、今日は特別な試合だったと思う。先ほども言ったように、ファンの皆さんのおかげだと思っている。後半にファンから感じたエネルギーは素晴らしいものだった」

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