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冨安健洋の成長ぶりに伊記者「誰も信じていなかったがアーセナルから寵愛を受ける選手に」

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 アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』のクラウディオ・ベネフォルティ記者が語った。

 冨安は今夏、2シーズンにわたって活躍したボローニャを退団。アーセナルへと移籍してプレミアリーグ行きの夢を叶えた。日本代表DFは新天地においても抜群の適応力を見せ、すでにリーグ戦5試合に先発して存在感を示している。

 イタリア人ジャーナリストのベネフォルティ氏は、そんな冨安についてサッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』のインタビューの中で言及した。

「トミヤスがボローニャへやって来た時、誰も彼(の潜在能力)を信じていなかった。ところが2年間にわたって非常に良いパフォーマンスを見せた。そして現在はアーセナルで最も寵愛を受ける選手となった。なぜなら彼は、加入直後からまるで長年にわたってプレミアリーグでプレーしてきたかのようなプレーを見せているからだよ。同様にボローニャにおいても、加入からわずか1週間しか経っていなかったというのに、まるでセリエAで長年プレーしてきたかのようだった」

 ボローニャはかねてより、「潜在能力が高く、これから育てていくことができる若手」をターゲットとして補強を行っている。しかし、ベネフォルティ記者は「トミヤスのような選手を見つけるのは簡単ではないだろう」と述べ、シント=トロイデンからボローニャ、アーセナルへとステップアップを果たした冨安のような優れた逸材の確保は難しいことを示唆した。

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