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前半4発のド派手なゴールショー!! 攻撃陣爆発の浦和、今季最多5得点で柏に大勝

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今季最多得点を記録した浦和レッズが大勝

[10.22 J1リーグ第33節 浦和 5-1 柏 埼玉]

 J1リーグは22日、第33節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズ柏レイソルが対戦。前半15分にMF汰木康也のゴールで先制した浦和攻撃陣が爆発して今季最多となる5得点を奪い、5-1で大勝した。

 公式戦ここ4戦未勝利(2分2敗)のホーム浦和は10月16日の第32節G大阪戦(△1-1)から先発1人を入れ替え、FWキャスパー・ユンカーらを先発起用。一方、アウェーの柏は第32節清水戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、MF戸嶋祥郎、DF川口尚紀らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半15分に試合を動かしたのはホームの浦和だった。MF柴戸海のワンタッチの縦パスをフリーで受けたMF江坂任が敵陣まで運んでスルーパス。ボールを呼び込んだユンカーが中央に送ると、走り込んだ汰木が右足ダイレクトで蹴り込んでスコアを1-0とした。

 前半19分にはPA内で仕掛けた柴戸がDFエメルソン・サントスのファウルを誘って浦和がPKを獲得。キッカーを務めたMF関根貴大がきっちりネットを揺らし、リードは2点差に。さらに同23分には山中のクロスのこぼれ球を拾った汰木が右足の鮮やかなシュートでゴールを陥れ、ここ数試合、決定力不足に悩まされていた浦和が一気に3ゴールを奪うことになった。

 ここまでシュートまで持ち込めない時間が続いた柏は前半33分、左サイドから切れ込んだMF神谷優太のクロスをMFマテウス・サヴィオがヘディングで叩き込んで1点を返す。サヴィオにとって、嬉しいJ1初ゴールとなった。

 だが、前半45分、MF平野佑一が自陣から送ったロングパスにユンカーが走り込み、E・サントスと競り合いながらもマイボールに。PA内まで持ち込むと、左足のシュートをねじ込んで浦和のリードは再び3点差に。浦和は今季初の4ゴールを、前半だけで記録することになった。

 4-1と浦和がリードしたまま後半を迎えると、浦和はユンカーに代えてMF小泉佳穂、柏はMF椎橋慧也に代えてMF仲間隼斗をピッチへと送り込む。同14分には小泉が左サイドから送ったクロスを受けた江坂が放った右足のシュートが、DF古賀太陽に当たりながらもゴールマウスに収まってスコアは5-1となった。

 その後、浦和に追加点こそ生まれなかったものの、GK西川周作が好セーブでゴールを守るなど、柏の反撃許さずに逃げ切って5-1の大勝。公式戦5試合ぶりの白星を獲得した。

(取材・文 折戸岳彦)
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