[10.22 J1リーグ第33節 浦和 5-1 柏 埼玉]

　6試合ぶりに与えられた先発出場の機会。浦和レッズFWキャスパー・ユンカーは1得点1アシストという結果で、その期待にきっちりと応えた。

　まずは前半15分、MF柴戸海、MF江坂任とつながれたボールがユンカーに届けられる。相手選手の注意を引き付けると、中央のスペースに走り込んだMF汰木康也にラストパス。汰木が右足ダイレクトでネットを揺らして先制点となるゴールが生まれた。

「ワンタッチ、ツータッチでプレーして相手を崩した場面だった。早い時間帯での良いゴールだったと思う」

　そして、3-1とリードして迎えた前半45分には自身がゴールを陥れる。自陣からMF平野佑一が送ったロングボールで最終ライン裏を突こうとする。DFエメルソン・サントスと競り合いながらもPA内まで持ち込むと、左足のシュートをねじ込んだ。

「スペースに走り込んだところに佑一から本当に良いボールがきたので、低いボールを蹴るだけだった」

　リーグ戦6試合ぶりの先発出場で7試合ぶりのゴールを記録。「僕はいつもゴールを狙っているけど、リーグではスタメンからはなれていた。久し振りにスタートからプレーして、ゴールを決められて嬉しかった」と白い歯を見せた。

(取材・文　折戸岳彦)

---

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!