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韓国代表MFイ・ガンイン退場…マジョルカ指揮官は主審を批判「間違っていた。全部不利に働いた」

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退場するMFイ・ガンイン

[10.23 ラ・リーガ第10節 バレンシア2-2マジョルカ]

 マジョルカは23日のラ・リーガ第10節でバレンシアと引き分けた。先制点をアシストした韓国代表MFイ・ガンインだが、後半9分に退場。ルイス・ガルシア監督は選手を擁護し、主審の判断を批判している。クラブ公式サイトが伝えた。

 久保建英が負傷で欠場している中、同じアジア人が躍動。イ・ガンインは育成組織時代の古巣バレンシアを相手に臨み、前半32分には先制点をお膳立てする。PA右に進入すると、FWアンヘル・ロドリゲスにパスを出し、得点をアシストした。

 マジョルカは前半38分にオウンゴールで追加点。前半を2-0と優位な形で折り返したが、後半9分に窮地に立たされる。イ・ガンインがMFダニエル・バスと交錯する形で足裏で蹴ってしまった。近くで見ていた主審はすかさず笛を鳴らし、前半に一度警告していた韓国代表MFに対し、2枚目のイエローカードとともにレッドカードを掲示した。

 ショックでその場に倒れ込むイ・ガンイン。相手選手が起こす形で立たせると、そのままピッチを去っていった。数的不利となったマジョルカは、連続ゴールを許し、2-2のドローに終わっている。

 試合後の会見で、ガルシア監督は「主審は素晴らしいレフェリーだと思う」と前置きした上で、「今日の判定は間違っていた。疑わしいプレーはすべて我々の不利に働いた」と批判。「ピッチ上で、まるで選手たちが劣ったチームのように扱われていた」と苦言を呈した。

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