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5失点大敗に唇噛んだ東京V山下諒也「失点するには必ず理由があると思う」

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[10.24 J2リーグ第35節 東京V 1-5 千葉 味スタ]

 ここ11試合無敗と相性の良い千葉をホームに迎えた。しかし、終わってみれば1-5の大敗。自身の奪ったゴールも空砲に終わり、東京ヴェルディFW山下諒也は悔しさを滲ませた。

 15年J2リーグ第40節で0-1と敗れて以降、5勝6分、11試合無敗と千葉は相性の良い相手だった。試合開始早々の前半6分に先制点を献上してしまうが、同23分に山下が魅せた。自陣からMF佐藤優平が送ったロングボールにFW杉本竜士が走り込むと、山下の頭にイメージがわいた。

「竜士くんにパスが行った瞬間、あそこに落ちるだろうとイメージができていた。そこにボールが来ると信じて走り込んだ」。そのイメージ通り、杉本からボールが落とされると、「難しいボールだったけど、うまくつま先で合わせることができた」と右足ダイレクトで巧みに合わせてネットを揺らし、同点ゴールを記録した。

 しかし、ここで流れをつかみ取れなかった。前半33分にMF田口泰士のスーパーボレーで勝ち越しを許すと、同44分、後半2分、同9分に立て続けに失点して1-5の大敗。対千葉戦では12試合ぶりの黒星を喫することになった。

「相手のスーパーゴールもあったと思うけど、失点するには必ず理由があると思う」と唇を噛むと、「もう一歩寄せたら違う結果になったシーンもいくつかあったと思うので、そういう細かい部分を練習からもっと意識を変えてやっていかないといけない」と続けた。

(取材・文 折戸岳彦)
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