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バルサは敗れ、数十人の暴動に遭ったクーマン監督「気持ちはわかるがレアルに劣らず」

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ロナルド・クーマン監督

 バルセロナは24日に行われたレアル・マドリーとの“クラシコ”で1-2の敗戦。試合後、ロナルド・クーマン監督が運転する車が一部サポーターの暴動に遭った。

 今季最初のクラシコで敗れたバルセロナ。今季は公式戦12試合で5勝3分4敗と苦しい状況が続く中、ライバルに敗れたことで、サポーターの我慢が限界に。数十人が指揮官の車を囲い、責め立てる様子が大きな問題となった。

 試合は、前半32分にDFダビド・アラバに先制点を許すと、後半アディショナルタイムにFWルーカス・バスケスに追加点を奪われる。終了間際にはFWセルヒオ・アグエロが一矢報いるも、追いつくには時間が足りなかった。

 クーマン監督は試合後の会見で「人々の不満は理解できるが、今日の試合で私たちがレアル・マドリードに劣っていないことを示した」と振り返る。「もし私たちが1-0にして、失点していなければ、すべてが変わっていただろう」と見解を述べた。

「前半は良かったし、うまくゲームをコントロールできていたのは事実だ。リードする絶好のチャンスもあった」

「しかし後半は、相手が自分たちの役割を果たし、よく守り、私たちは危険な状況を作り出すことができなかった」

「彼らのカウンターアタックには警戒しなければならない。チームは引き分けに持ち込むためにベストを尽くした。結果にはがっかりしているが、チームとしてやったことには失望していない」

「相手にもチャンスはあったが、戦いは互角だった。そうなると、先に得点することが非常に重要になる。彼らのカウンターアタックでは危険だからね」

 終盤には、相手の守備に苦戦する場面も。指揮官は、攻撃面での改善点を挙げる。

「ボールをキープしていたのは私たちだったが、ラストパス、ラストクロス、ペナルティエリア内のポジションなど、攻撃面で改善しなければならないことがある」

「FWルーク・デ・ヨングを投入したとき、観客が選手にブーイングしたのは好ましいことではない。彼らは自分の応援しているチームでプレーしている選手を助け、サポートしなければならない」


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