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湘南劇勝後にU-22日本代表へ合流 MF田中聡「最高の準備ができている」U23アジア杯予選へ

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U-22日本代表MF田中聡(湘南)

 U-22日本代表はあす26日、U23アジアカップ予選でカンボジア代表と対戦する。前日練習を終え、MF田中聡(湘南)は「決して甘く見てはいけないチーム。全員が隙をつくらないようにという話は監督からもあったし、今日もそこは意識して練習に臨めた」と気を引き締めた。

「いよいよ始まるという感覚と、国際試合がこういうコロナ禍でできるありがたみ、感謝の気持ちを忘れずに、明日へ向けて最高の準備ができています」

 湘南で待望の勝利を飾り、U-22日本代表へ合流した。23日に行われた横浜FC戦(○2-1)にフル出場。チームは劇的な逆転勝利で2か月ぶりの白星を飾り、降格圏を脱出した。「先に失点はしましたが、誰もあきらめていなかったし、そういったところが逆転につながった。明日の試合もどういう状況におかれても、焦らずに日本らしいサッカーをやれば勝てると思う」。

 U-22日本代表は4-3-3を採用し、インサイドハーフでの起用が予想される。U-20日本代表から中盤の形は変わったが、「2ボランチでも3ボランチでも、そこまでやることは違わない。良いポジションに立って、ボールを受けて進んでいくこと。真ん中が3枚いることで人も多くてボールも回しやすいので、そういうメリットうまく利用して良い攻撃をしていきたい」とイメージを膨らませた。

来年6月、ウズベキスタンで開催予定の本大会出場権獲得に向けて、日本はカンボジア・香港に連勝&K組首位通過を目指す。パリ五輪に向けて踏み出す第一歩。「久しぶりの国際試合。どのくらいボールを取れるか、対人で勝てるかというところを出していきたい」と意気込んだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

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