beacon

U-22日本代表エースの自覚…柏FW細谷真大「ハットトリックしたい」あすU23アジア杯予選カンボジア戦

このエントリーをはてなブックマークに追加

U-22日本代表FW細谷真大(柏)

 U23アジアカップ予選に臨むU-22日本代表は25日、Jヴィレッジスタジアムであす行われるカンボジア戦に向けて、前日練習を行った。オンライン取材に応じたU-22日本代表FW細谷真大(柏)は「1試合は必ずハットトリックをしたい」と意気込み、エースの自覚をにじませた。

 コロナ禍で今年開催予定だったU-20W杯が中止になった中で、U-22日本代表が貴重な国際大会を迎える。カンボジア戦を翌日に控え、「国際試合は初めてなので、自分自身も楽しみ。しっかりいい準備をして、自分が結果を残せるようにしたい」と気合十分に語った。

 4-3-3を採用するU-22日本代表の最前線でプレーする細谷は裏への飛び出し、ポストプレーを武器とするパリ五輪世代のストライカー。今月上旬に行われた横浜F・マリノス、U-20全日本大学選抜候補との練習試合では2試合で計3得点をマークした。

 今回、23人のメンバーでFW登録の選手は細谷とFW藤尾翔太(水戸)の2人のみ。冨樫剛一監督は「点を取ることが真大の仕事。やはりFWが点を取ることができるチームでありたい」と得点力への期待を口にしている。

 中1日の連戦で26日にカンボジア代表、28日に香港代表と対戦するが、「2試合で3点以上は取りたい」とゴール量産を誓う。「背番号は9番なので意識しながら、このチームを勝たせる気持ちで臨みたい」。パリ五輪に向けた強化の第一歩となるアジアの戦い。自らの存在価値をゴールで証明し、パリへの道を切り拓く。

(取材・文 佐藤亜希子)

TOP