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“激震”の首位磐田、服部コーチ指揮で大宮に土壇場逆転!! 90+7分に山田大記が決勝ゴール

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[10.30 J2第36節 大宮1-2磐田 NACK]

 J2第36節が30日に行われ、首位ジュビロ磐田はアウェーで大宮アルディージャと対戦し、2-1で逆転勝利をおさめた。磐田は2試合連続で足踏みが続いていたが、土壇場逆転で3試合ぶりの勝利。13試合連続無敗とし、J1昇格へと前進した。

 磐田は27日に体調負傷を訴えた鈴木政一監督が検査入院中のため、服部年宏コーチが指揮を執るというアクシデントに見舞われた。直近2試合は足踏みが続く磐田だが、得点ランキングトップのFWルキアンが累積警告で出場停止。対する大宮は北九州との残留争い直接対決(○3-1)から変更はなく、同じスタメンが並んだ。

 試合を動かしたのはホームの大宮だった。前半9分、右サイドからDF馬渡和彰が右足で精度の高いボールを蹴り込むと、ファーサイドのDF山越康平が頭で合わせ、先制のネットを揺らした。

 後半、次の一点を奪ったのは磐田だった。相手のビルドアップに対して前線の選手が連動してプレッシャーを掛けると、後半8分、高い位置でFWファビアン・ゴンザレスがMF三門雄大からボールを奪取。MF遠藤保仁、ゴンザレスとつないで最後はMF山本康裕がダイレクトで流し込み、試合を振り出しに戻した。

 後半29分には左サイドのMF奥抜侃志が鋭いドリブル突破で守備網を切り裂くと、PA左から折り返し、FWイバが左足シュートに持ち込むチャンスを迎えたが、これは相手DFに阻まれた。磐田は終盤にかけて連続でチャンスを創出するが、大宮の堅守に苦しむが、最後まで攻撃の手を緩めない。

 すると終了間際の90+7分、最終ラインからDF山本義道がロングフィードを送ると、競り合いでこぼれたボールにMF山田大記が反応。PA手前から左足を振り抜くと、相手DFの股下を抜いたシュートがゴール右に決まり、決勝ゴール。土壇場で逆転に成功した磐田が2-1で勝利をもぎ取った。

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