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ムバッペにさらなる成長求めるイブラヒモビッチ「血の味を知り、困難を乗り越えろ」

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 ミランのズラタン・イブラヒモビッチは、パリSGで活躍するキリアン・ムバッペについて語った。

 10代最高額の移籍金を記録したり、フランス代表のワールドカップ優勝に貢献したりと、若くから注目を集め続けるムバッペ。リオネル・メッシ&クリスティアーノ・ロナウド時代が終われば、フットボール界を牽引する一番手であると期待されている。

 しかし、今シーズンの同選手はここまで公式戦14試合で6ゴールを記録するも、例年と比較してやや苦 労する様子。その背景には、来夏に満了を迎える契約問題などがあるとも考えられている。

 そんな中、10月に40歳の誕生日を迎えたPSGの先輩でもあるイブラヒモビッチは、フランス『Telefoot』で22歳のストライカーについて「俺は彼のことを気に入っている。ただ、彼はまだ十分なことをやってはいない」と話し、さらに覚醒するために必要なことを続けた。

「自分自身を追い込むことを学べば、彼はとても良い選手になれる。血の味を知り、困難を乗り越える必要がある。まだ十分じゃないとか、もっと良くなれると言ってくれる人間を周囲に置いておけ」

 また、ムバッペの現在地についても問われた同選手は「キリアン・ムバッペは俺のトップ10だ。とても長い間トップに君臨する選手たちがいるが、若手に関して言えば(アーリング)ハーランドや…、それにイブラヒモビッチもいる。他の選手について話す必要はない」といつもの“ズラタン節”で回答。

 さらに2012年から2016年まで自身が在籍したPSGとムバッペ、ネイマール、メッシを擁するマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるチームを比較した質問にも回答した。

「彼らはまだ俺たちを上回っていない。なぜなら、俺たちはチームだった。今のPSGはチームではない。おそらく、もう少しすればチームになるだろう。俺はあのチームのことを確信しているが、彼らはまだベストではない」
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