31日に行われたグレミオ対パルメイラスの試合後、判定に納得いかないグレミオサポーターがピッチ上に乱入し、VARブースを破壊するなどの大騒動が起きた。英紙『サン』が伝えている。

　前半12分に先制したグレミオだったが、前半アディショナルタイムに2失点してパルメイラスに逆転を許してしまう。劣勢に立たされながらも後半41分に鮮やかなパスワークから、最後はエリアス・マノエルがネットを揺らして同点に追い付いたと思われた。

　だが、VARが介入した結果、オフサイドの判定でゴールは認められず。後半アディショナルタイムにはパルメイラスにダメ押しゴールを奪われ、1-3で敗れることになった。

　すると、試合後、怒りを露わにしたグレミオサポーターがピッチ上に乱入。判定に納得がいかなかったようで、VARブースを破壊するだけでなく、ベンチにあった椅子やインタビュー用に設置されていたパネルを放り投げるなど、やりたい放題。機動隊が出動したことで、サポーターはスタンドへと戻って行った。

　この騒動により、グレミオには10試合のスタジアムの閉鎖と罰金が科せられる可能性があるようだ。