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シャビがバルサ監督就任の条件として4選手の獲得を希望か…そのうち1人は今冬にも加入が実現?

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バルセロナ復帰が噂されるシャビ・エルナンデス

 バルセロナの新指揮官候補に挙がるシャビ・エルナンデス氏(現アルサッド監督)が就任の条件として、将来的に4選手の獲得を希望しているようだ。

 スペイン・カタルーニャの『エル・ナシオナル』など複数メディアによると、その4選手はマンチェスター・ユナイテッドのMFポール・ポグバドルトムントのFWアーリング・ハーランドライプツィヒのMFダニ・オルモセビージャのDFジュール・クンデだという。

 ポグバはこれまでも何度かバルセロナの獲得候補に浮上したが、いまだ実現には至っていない。今季でユナイテッドとの現行契約が切れるフランス代表MFは、土壇場でのサプライズがない限り契約延長はしない模様。来年1月から自身に興味を持つクラブとの交渉が開始され、同メディアはバルセロナにとって「今後数か月の間に主人公になるであろう名前の1つ」としている。

 その一方で、シャビ氏とジョアン・ラポルタ会長の獲得リストの最上位はハーランドとみられるようだ。今季もハイペースで得点を量産するノルウェー代表の21歳は、来季に新天地を求めることが予想されるという。ただし、7500万ユーロ(約99億円)の契約解除条項に加え、その他の支払いも発生する可能性があることから、同メディアは「全てはクラブの財務状況にかかっている」とレポートしている。

 また、4選手の中で最もバルセロナ入りが近いのは、下部組織出身のダニ・オルモのようだ。交渉次第では、来年1月に加入が実現すると伝えられている。逆に最も獲得が困難なのは、バルセロナ以外のビッグクラブも注目するクンデだという。22歳のフランス代表DFはセビージャと2024年までの契約を結んでおり、クラブ側は8000万ユーロ(約106億円)以下では移籍を認めない方針。過去に加入が噂されたチェルシーのほか、レアル・マドリーやユナイテッドも獲得レースに参戦するとみられ、やはりバルセロナとしては、同メディアが指摘する「経済状況の改善」がポイントとなりそうだ。

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