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メッシがバルサ会長の発言に傷つく…「不適切だ」「あんなこと言う必要はない」

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今夏にバルセロナを退団したFWリオネル・メッシ

 パリSGのFWリオネル・メッシバルセロナのジョアン・ラポルタ会長の「タダでプレーしてほしかった」との発言に対し、「不適切だ」と指摘した。アメリカ『ESPN』が伝えている。

 メッシはバルセロナとの契約が切れた今夏、再契約にあたって給与を50%減額することで合意していた。しかし、クラブの今季の支出限度額が昨季よりも3億ユーロ(約396億円)近く減少した9700万ユーロ(約128億円)だったことから、ラ・リーガへの選手登録ができず。そのままバルセロナ退団を余儀なくされ、フリーでパリSGに新天地を求めた。

 先月にはバルセロナのラポルタ会長がメッシについて「タダでプレーしてくれることを最後の瞬間まで望んでいた」と明かしたが、メッシは当時を振り返り、この発言を否定している。

「彼から無料でプレーしろと言われたことは一度もない。給料を50%減らすように言われ、何の問題もなくそれを実行した。クラブをもっと助けたいと思っていた。私も家族も、バルセロナに残ることを望んでいた」

「誰も僕に無料でプレーしろとは言わなかったけど、同時にあの会長の言葉は不適切だったと思う。あんなことを言う必要はなかったはずだ。傷ついたよ」

「まるで相手からボールを奪うようなもので、自分で責任を取ろうとしない。まるで人々の考えを誘導し、僕に対して疑念をもたせるようなものだ」

 一方でメッシは、今でもバルセロナへの愛は変わらず、将来的には戻りたいとも話している。「僕はいつも、クラブの役に立ちたいと言ってきた。いつかはテクニカルディレクターになりたいと思っているよ」と希望を打ち明け、「チャンスがあれば、戻って自分にできることをしたいと思っている。なぜなら、僕が愛してやまないクラブだし、これからもうまくやって成長し、世界最高クラブの1つであり続けてほしいからね」と語った。

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