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不振のユーべ、アッレグリ「5日間ですべてが台無し。まずCLで今季1つ目の目標を」

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ユべントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督

 ユべントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリが1日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ゼニト戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。

 リーグ戦ではイタリアダービーで引き分けたのち、2連敗を喫して9位と厳しい状況に立たされるユべントス。しかしCLでは対照的に、チェルシーなどと同居するグループHですでに3連勝を飾り、2日に行われるゼニトとの第4節の結果次第では、2試合を残して決勝トーナメント進出が決定する可能性がある。ユーべ指揮官はホームでの一戦を前に語った。

「今シーズン1つ目の目標を達成できれば素晴らしいことだ。そうなれば、より落ち着いて仕事に取り組み、よりリーグ戦に集中できる。ゼニトは技術のある選手がおり、得点力のある良いチームだ。難しい試合になるだろうが、勝利を収めてグループ通過を決められるかどうかは、我々自身にかかっている」

「直近のリーグ戦での成績には、怒りを感じるとともに、がっかりしている。誰もこのような2連敗は想定していなかった。5日前まではすべてが順調だったが、1カ月半をかけて積み上げてきたものを、5日間ですべて台無しにし、出発点に戻ってしまった。このことを考え直さなければならない。リスペクトを欠くつもりはないが、15失点のうち11失点は、順位表で10位から20位のチームとの6試合で喫したものだ」

「黙って取り組みを続けていくべきだ。勝った者だけが評価されるのであり、我々は勝利を目指さなければならない。なぜこうしたかと理由を説明したところで何の役にも立たない。今はただ沈黙を続けることが重要だ。私はユーべの指揮官であり、ここで再び優勝するために長くこのチームに残りたい。簡単ではないだろう。時間をかけてチームを組み立てていかなければならない」

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