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またまたまたC・ロナウドが後半AT弾! 負ければ3位陥落マンUを救い、アタランタと痛み分け

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FWクリスティアーノ・ロナウドが2得点

[11.2 欧州CLグループF第4節 アタランタ2-2マンチェスター・U]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は2日、グループリーグ第4節を行った。グループFでは、アタランタ(イタリア)とマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が対戦。ユナイテッドは1-2で後半アディショナルタイムを迎えたが、FWクリスティアーノ・ロナウドの得点で2-2のドローに終わった。

 ユナイテッドはホームで行われた前節で、2点ビハインドから3得点を奪い、大逆転勝利。連勝を収めてグループ首位に浮上した。直近の試合から3バックに変更。今節でも3-4-2-1の布陣を敷き、GKダビド・デ・ヘアに、3バックはDFエリック・バイリー、DFラファエル・バラン、DFハリー・マグワイアを並べた。1トップには3試合連続ゴールを継続させているC・ロナウドを起用している。

 序盤は相手ゴールを脅かしたユナイテッドだが、先制点はアタランタ。前半12分、左サイドを抜けたボールをFWドゥバン・サパタが加速して収め、PA左に入り込む。鋭い切り返しで相手守備陣を翻弄し、折り返したところをMFヨシップ・イリチッチがPA中央で左足ダイレクト。デ・ヘアに当たったボールはそのままゴールラインを割った。

 ユナイテッドは前半38分にバランが負傷。代わってFWメイソン・グリーンウッドが出場し、布陣を4-2-3-1に変更となる。すると、前半終了間際に追いつく。PA左手前のMFブルーノ・フェルナンデスからC・ロナウドを経て、PA右手前のグリーンウッドへ。さらにボールは再びPA中央に走り込んだB・フェルナンデスに渡る。瞬時にヒールで落とすと、走り込んだC・ロナウドが決め切り、4試合連続ゴールで同点にした。

 アタランタもハーフタイムでMFマリオ・パシャリッチに代え、DFベラト・ジムシティが入る。攻勢を強めると、後半11分に勝ち越しに成功。後方からのロングボールにサパタが相手最終ラインを抜け出す。PA左からゴールに向かうと、マグワイアをかわし、左足シュートを決め切った。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のオフサイドチェックも経て、ゴールが認められる。2-1と勝ち越した。

 ユナイテッドは後半24分、MFポール・ポグバとFWマーカス・ラッシュフォードに代え、MFネマニャ・マティッチとFWエディンソン・カバーニを投入。追いつくべく、最後の攻撃に出る。しかし、アタランタもユナイテッド攻勢の隙を突き、互いにオープンな展開となった。

 他会場でビジャレアルヤングボーイズに2-0で勝利したため、もしユナイテッドがこのまま敗れれば、首位から3位陥落という結果も。しかし、後半アディショナルタイムに再びC・ロナウドが躍動する。

 後半アディショナルタイム1分過ぎ、C・ロナウドがPA手前から右足を一閃。ゴール左に突き刺した。試合はそのまま2-2のドローの痛み分けに終わった。

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