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川崎Fの連覇達成に家長「代表クラスの選手も抜けて苦しいシーズンだったが…」

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優勝を喜ぶMF家長昭博

[11.3 J1第34節 川崎F1-1浦和 等々力]

 試合終了後、2位横浜FMの結果を待ち、歓喜の瞬間を迎えた。川崎フロンターレMF家長昭博は「あんまり現実が分かっていない感じなんですが、みなさんが喜んでいただいてよかったです」と率直な喜びを口にした。

 1-0で迎えた終了間際の後半44分に同点ゴールを許すと、試合は1-1の引き分けに終わったが、家長は「力のあるチームと良い試合ができた。見てくれたサッカーファンのみなさんに楽しんでいただけたのかなと思います」と振り返った。

「粘り強かったと思う。チーム全員でここまでたどり着けた。全員の力が際立っていたんじゃないかと思う」

 今季は開幕19試合連続無敗と新記録を打ち立て、首位を独走したが、夏にMF田中碧とMF三笘薫が欧州へ移籍。さらに主力に故障者が続出し、ルヴァン杯とACLを立て続けに敗退するなど苦しい時期もあったが、そこから立て直し、前節は今季最長の7連勝。昨季に続き、4試合を残してのリーグ制覇を成し遂げた。

「毎年、新しいチームになっていくので、今年のチームは若い選手が多かったし、途中で代表クラスの選手も抜けた。苦しいシーズンだったんですが、一人ひとりが毎日向上することを目標にやってきたので、非常に良いチームになったと思う」

 チームの成長をそう振り返った家長は「今日で終わりだったら最高なんですけど」と冗談交じりに話したうえで、「まだJリーグは(残り)4試合、天皇杯は2試合。王者らしい試合ができるように頑張ります」とサポーターに誓った。

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