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リバプール強し…4連勝で“死の組”突破!! 2戦連続退場者のアトレティコは3位転落

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4連勝を飾ったリバプールが決勝トーナメント進出

[11.3 欧州CLグループB第4節 リバプール 2-0 A・マドリー]

 UEFAヨーロッパリーグ(欧州CL)は3日、グループリーグ第4節2日目を開催し、B組ではリバプール(イングランド)がアトレティコ・マドリー(スペイン)をホームに迎えた。前半だけで2点のリードを奪ったリバプールが2-0の勝利を収め、4連勝で“死の組”突破を決めた。

 アトレティコのホームで行われた第3節で3-2の勝利を収めたリバプールが3連勝で首位を快走。一方のアトレティコは同試合で初黒星を喫し、1勝1分1敗の勝ち点4で2位につけている。

 前半13分に試合を動かしたのは、引き分け以上でグループリーグ突破を決めるリバプールだった。MFジョーダン・ヘンダーソンのバックパスをDFトレント・アレクサンダー・アーノルドがダイレクトで鋭いクロスを供給。ゴール前でフリーになったFWディオゴ・ジョタが、ワンバウンドしたボールをヘディングで押し込んでスコアを1-0とした。

 攻撃の手を強めるリバプールは前半21分に追加点。FWサディオ・マネが左サイドから力強いドリブルで中央に運び、ヘンダーソンに預けて自身はPA内へ。ヘンダーソンからボールを呼び込んだアレクサンダー・アーノルドの弾道の低いシュート性のクロスを、マネが巧みに左足で合わせてネットを揺らし、リードを2点差に広げた。

 前半36分にはマネの突破をファウルで阻んだMFフェリペ・アウグストが一発退場。前節はFWアントワーヌ・グリーズマンが退場して10人での戦いを強いられたアトレティコは、2試合連続で数的不利に陥ることになった。

 2-0のまま後半を迎えると、同3分にスルーパスから抜け出したジョタがネットを揺らすが、VARが介入した結果、オフサイドの判定でノーゴールに。同12分にはアトレティコにチャンスが訪れ、FWルイス・スアレスが放ったシュートがDFジョエル・マティプに当たってゴールを陥れたものの、直前のプレーでオフサイドがあったとしてノーゴールとなった。

 数的優位に立つリバプールがボールを保持して試合を進めるが、後半30分にはアクシデントが襲い、後半から出場していたFWロベルト・フィルミーノが負傷でプレー続行不可能に。同33分にはFWディボック・オリギとともにFW南野拓実がピッチへと送り込まれ、インサイドハーフの位置に入った。

 その後、リバプールに追加点こそ生まれなかったものの、アトレティコの反撃を許さずに逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。リバプールに2連敗を喫したアトレティコは、ミランと引き分けて勝ち点1を上積みしたポルトにかわされて3位に転落することになった。

 11月24日の第5節でリバプールはポルトを、アトレティコはミランをホームに迎える。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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