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ハノーファーが土壇場で追い付きデュッセルドルフと1-1ドロー…室屋はフル出場、田中はベンチ入りも出番なし

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ハノーファーが土壇場で追い付く

[11.6 ブンデス2部第13節 デュッセルドルフ 1-1 ハノーファー]

 ブンデス2部は6日、第13節を各地で行い、MF田中碧とMFアペルカンプ真大が所属するデュッセルドルフとDF室屋成が所属するハノーファーが対戦した。試合は1-1のドロー決着。アペルカンプはインサイドハーフの位置で先発出場し、田中はベンチスタート。室屋は右サイドバックでスタートからピッチに立った。

 10月27日に行われたDFBポカール2回戦でも対戦した両チーム。前回対戦は3-0でハノーファーが快勝している。今季2度目の対戦となった試合は、開始早々にスコアが動いた。前半6分、コーナーキックを得たデュッセルドルフは、DFハリド・ナライがキッカーを務めると、ゴール前に蹴り込んだボールにDFクリストフ・クラーラーが頭で叩き込んでホームで先制に成功した。

 しかし、先制から5分後にアクシデントが起きる。デュッセルドルフのDFアンドレ・ホフマンとハノーファーのMFゼバスティアン・エルンストが頭同士を激しく接触。ホフマンはプレー続行が不可能となり、DFティム・オーバードルフと交代でピッチを後にした。

 ホームチームが1点リードで前半を終えると、後半も一進一退の展開となった。アペルカンプがミドルシュートでゴールを狙うと、室屋はサイドを駆け上がり積極的な攻撃参加。だが、互いにゴールネットを揺らすには至らない。

 それでも、試合終了間際にアウェーチームが追い付く。後半アディショナルタイム2分、ペナルティーエリア手前でボールを受けたMFフローレント・ムスリヤがカットインから右足一閃。シュートはゴールに吸い込まれ、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 その後、両チームに得点は生まれず、試合は1-1の引き分けに終わった。先発出場したアペルカンプは70分間プレーし、室屋はフル出場。田中の出場は無かった。

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