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まさに悪夢…ファティ負傷などアクシデント続出のバルセロナ、一時3-0から土壇場失点でセルタとドロー

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負傷交代したFWアンス・ファティ

[11.6 ラ・リーガ第13節 セルタ3-3バルセロナ]

 ラ・リーガ第13節が6日に行われ、9位バルセロナは敵地で14位セルタと3-3で引き分けた。一時3点のリードを奪いながら逃げ切れず、リーグ戦2試合連続のドローで4戦未勝利(2分2敗)。セルタも2試合続けての引き分けに終わり、3戦勝ちなし(2分1敗)となった。

 バルセロナは同日、解任したロナルド・クーマン前監督の後任として、アルサッド(カタール1部)を率いていたシャビ・エルナンデス監督が就任することを発表。今節はBチームのセルジ・バルフアン監督が引き続き、暫定で指揮を執った。

 レジェンドの帰還を勝利で祝いたいバルセロナは前半5分に先制。左サイドでDFジョルディ・アルバのスルーパスに走り込んだFWアンス・ファティがPA内左に進入し、右足でシュートを打つと、相手に当たってゴール右に吸い込まれた。

 前半18分には、MFセルヒオ・ブスケツがPA手前中央から右足でコントロールショットを放ち、ゴール右隅に決めて2-0とする。さらに同34分、PA左脇のJ・アルバからのクロスをニアのFWメンフィス・デパイがヘディングでゴール右に叩き込み、リードを3点に広げた。

 しかし前半44分、裏へのパスに走り込んだファティが、左のハムストリングを痛めた様子を見せて倒れ込む。そのままプレー続行不可能となり、スタッフと共にピッチを退いた。

 バルセロナはハーフタイム明けからファティに代えてDFアレハンドロ・バルデ、DFエリック・ガルシアに代えてDFロナルド・アラウホを投入。だが、後半7分にセルタのパスワークからゴール前のこぼれ球をFWイアゴ・アスパスに左足で押し込まれ、1点を返された。

 ディフェンスリーダーのDFジェラール・ピケを負傷離脱で欠く中、後半29分にはクロスからFWノリートにヘディングシュートを決められる。そして同アディショナルタイム6分、アスパスが左足で打ったシュートが見事なコースに突き刺さり、セルタに3-3のドローに持ち込まれた。

 クラブ公式ツイッター(@fcbarcelona_jp)によると、ファティは左ハムストリングを負傷し、怪我の程度を調べるために検査を行なう予定。E・ガルシアは右足に違和感があり、同じく検査を受けることになるという。

 次節は代表ウィーク明けに開催され、バルセロナは20日にエスパニョール、セルタはビジャレアルといずれもホームで対決する。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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