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山田大記が今季10点目! 磐田が京都とのJ2頂上決戦制すも…昇格決定はお預け

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決勝点を挙げたMF山田大記

[11.7 J2第38節 磐田1-0京都 ヤマハ]

 J2第38節が7日に各地で行われた。首位ジュビロ磐田はホームで2位京都サンガF.C.と対戦し、1-0で完封勝利。3連勝で15試合無敗(10勝5分)とし、京都との勝ち点差を5に広げた。また、他会場では3位V・ファーレン長崎も勝利し、磐田とのポイント差は残り4試合で「12」。J1自動昇格圏内となる2位以内の確定は、次節以降に持ち越しとなった。

 磐田は鈴木政一監督が検査入院中のため、前々節と前節に続いて服部年宏ヘッドコーチがチームを指揮。3試合連続の暫定体制で京都との首位攻防戦に臨んだ。

 開始から両チームとも積極的にゴールを目指し、前半2分に磐田FWルキアン、同16分に京都FWピーター・ウタカが至近距離からヘディングシュートを放つが、いずれも枠を外れる。

 その後も互いにチャンスを作ると、前半42分には磐田のカウンターからMF山田大記がスルーパスを送り、MF鈴木雄斗がPA内左へ。折り返しにファーのルキアンが合わせれば1点という場面だったが、その手前で相手にクリアされ、スコアレスで前半終了となった。

 後半もJ2頂上決戦にふさわしいハイレベルな攻防が続き、得点が生まれないまま時間が経過していく。後半23分には京都MF武田将平のスルーパスからDF白井康介がPA内左に抜け出し、左足でシュート。しかし、戻った相手のブロックに遭い、均衡を破ることはできない。

 すると後半33分に磐田が先制。MF遠藤保仁からの浮き球パスに走り込んだ鈴木がPA内左からグラウンダーのクロスを送り、DFヨルディ・バイスにクリアされたボールがMF金子翔太に当たって跳ね上がる。これを山田が頭で押し込み、キャリアハイとなる今季10得点目を挙げた。

 リードを奪った磐田は最後まで京都にゴールを許さず、1-0で完封勝ち。3位長崎との勝ち点差が「12」のまま残り4試合となり、昇格に王手をかけた。一方の京都は6試合ぶりの黒星。連勝は2で止まった。

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