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ACL出場権懸けた直接対決…制したのは鹿島!! 浦和下して3連勝、3位神戸との勝ち点差5キープ

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鹿島アントラーズが完封勝利で勝ち点3を獲得

[11.7 J1リーグ第35節 鹿島 1-0 浦和 カシマ]

 J1リーグは7日、第35節を開催し、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズ浦和レッズが対戦。前半36分にMF土居聖真の得点で先制した鹿島が逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。勝ち点3を上積みした鹿島は、前日に勝利した3位神戸との勝ち点差5をキープし、浦和は神戸との勝ち点差を8まで広げられた。

 ともに勝ち点59で5位の鹿島(得失点差+23)と6位の浦和(同8)。ACL出場権獲得のために、是が非でも勝ち点3がほしいチーム同士の一戦となった。ホームの鹿島は11月3日の第34節広島戦(○4-1)から先発の変更はなく、同じ11人を先発起用。一方、アウェーの浦和は第34節川崎F戦(△1-1)から先発3人を入れ替え、FWキャスパー・ユンカー、MF伊藤敦樹、DF西大伍らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合開始16秒、いきなり鹿島がゴールを脅かし、FW土居聖真が左足ミドルを枠内に飛ばす。しかし、GK西川周作に弾き出されてネットを揺らすには至らなかった。さらに同21分には左サイドからDF安西幸輝が送ったクロスに反応したMFファン・アラーノがヘディングで狙うも、シュートはゴール上に外れてしまう。

 粘り強く体を張って得点を許さない浦和だが、なかなか前にボールを運べずにフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続く。すると前半36分に鹿島が先制に成功。アラーノが蹴り出したCKの流れからFW上田綺世が放ったシュートのこぼれ球を土居が押し込み、スコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った浦和は後半開始からMF大久保智明とMF小泉佳穂をピッチへと送り込む。同2分に大久保から土居がボールを奪い取り、鹿島が好機を迎えるが、PA内からアラーノが放ったシュートは西川に阻まれてしまう。さらに同23分には上田が放ったシュートが相手選手に当たってコースが変わったものの、好反応を見せた西川に左足でストップされてしまった。

 浦和ベンチは後半27分に動き、FW興梠慎三とDF宇賀神友弥を投入して状況を打開しようと試みる。終盤にはDF槙野智章を前線に送り込んだ浦和だったが、最後までゴールは生まれず。逃げ切った鹿島が1-0の完封勝利を収めた。

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