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C大阪に完封勝利の柏がJ1残留決める…指揮官はJ1通算200勝達成

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勝ち点を40にのばした柏のJ1残留が決まった

[11.7 J1第35節 柏1-0C大阪 三協F柏]

 J1第35節が各地で行われ、三協フロンテア柏スタジアムでは、DF大南拓磨の決勝点で柏レイソルセレッソ大阪を1-0で下し、J1残留を決めた。

 この試合に勝利すれば他会場の結果次第で、残留が決まる14位の柏。前節・名古屋戦(●0-2)と同じ11人が並び、4-4-2でスタート。2トップには、FWクリスティアーノとFW武藤雄樹が入ってた。

 前節、残留を確定させたC大阪。ルヴァン杯、天皇杯と公式戦が続いている中、前節・徳島戦(○1-0)のスタメンから、GKキム・ジンヒョン、MF坂元達裕、FW加藤陸次樹を除く8選手を入れ替えた。
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 2連敗中の柏だが、積極的な姿勢を見せる。開始3分にクリスティアーノがシュートを放つと、14分にはクリスティアーノのクロスに武藤がニアに飛び込むも、いずれも枠をとらえることはできなかった。

 C大阪は、前半5分にDF進藤亮佑の横パスをFW豊川雄太がダイレクトでシュートを放ったが、ゴールマウスから外れてしまう。その後チャンスがつくれない時間が続くも、同35分、MF藤田直之が左サイドを突破しペナルティエリアに進入すると、ファーサイドへクロス。しかし、MF坂元達裕のヘディングシュートはゴールに結びつかなかった。

 後半13分、DF高橋祐治の縦パスを受けたクリスティアーノが、武藤へ落とすと、リターンを受ける。左サイドからニアサイドを狙ったシュートは、GKキム・ジンヒョンのセーブにあってしまった。

 スコアレスの中で先に動いたのはC大阪だった。豊川を下げてFW大久保嘉人を投入した。柏もMF椎橋慧也とFW神谷優太、C大阪はさらにFW山田寛人をピッチに送り込むも、スコアは動かない。

 そして、終了間際の後半41分、柏が先制に成功する。MFマテウス・サヴィオの縦パスを武藤が右サイドに流れて受けると、大南に落とす。大南の横パスを、椎橋がヒールで大南にリターンを送ると、背番号25は左足で流し込んで、スコアを1-0とした。

 6分におよぶアディショナルタイムではゴールは生まれず、柏がリードしたまま試合は終了。柏がJ1残留を確定させ、ネルシーニョ監督のJ1通算200勝に花を添えた。

(取材・文 奥山典幸)
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