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唯一無敗だったリバプールが今季初黒星…好調ウエスト・ハムが4連勝で3位浮上

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ウエスト・ハムに敗れたリバプールは今季初黒星

[11.7 プレミアリーグ第11節 ウエスト・ハム 3-2 リバプール]

 プレミアリーグは7日、第11節を行い、日本代表FW南野拓実が所属する2位リバプールが4位ウエスト・ハムのホームに乗り込み、2-3で敗れて今季初黒星を喫した。4連勝を飾ったウエスト・ハムがリバプールをかわして3位に浮上している。

 前節ブライトン戦(△2-2)で後半42分にピッチに送り込まれて今季のプレミアリーグ初出場を果たした南野だが、この日もベンチからのスタートとなった。

 試合開始早々の前半4分、思わぬ形でホームのウエスト・ハムが先制に成功する。MFパブロ・フォルナルスが蹴り出したCKに対し、飛び出したGKアリソン・ベッカーに触れたボールがゴールマウスに収まり、オウンゴールで1-0となった。

 1点のビハインドを背負ったリバプールが、その後はボール保持率を高めて試合を進める。体を張って粘り強く対応するウエスト・ハム守備を攻略し切れずになかなか決定機を創出できなかったが、前半41分に試合を振り出しに戻す。

 ゴール中央でFKの好機を得ると、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが動かしたボールをFWモハメド・サラーが止め、アレクサンダー・アーノルドが右足のシュートを放つ。鮮やかな軌道を描いたボールはゴールネットを揺らし、スコアは1-1となった。

 1-1のまま後半を迎えると、同5分にウエスト・ハムがゴールを脅かすが、フォルナルスのCKからMFデクラン・ライスが放ったヘディングシュートはクロスバーを叩いてしまう。しかし、同22分、ウエスト・ハムがカウンターから勝ち越しゴールを奪取。相手複数人に囲まれながらも自陣からボールを運んだFWジャロッド・ボーウェンがスルーパスを供給すると、最終ライン裏を突いたフォルナルスが左足のシュートでゴールを陥れ、スコアを2-1とした。

 さらに後半29分にはボーウェンのCKをファーサイドのDFクル・ズマがヘディングで叩き込み、ウエスト・ハムがリードを2点差に広げる。

 すると、リバプールベンチが後半35分に動き、MFファビーニョの代えて南野を投入。南野はインサイドハーフの位置に入った。同38分にはPA内のこぼれ球を拾ったFWディボック・オリギが左足のシュートをねじ込んで1点差に詰め寄るも、反撃はここまで。逃げ切ったウエスト・ハムが3-2の勝利を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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