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フランクフルトが待望の今季2勝目! 後半ATに同点被弾も直後に勝ち越し、鎌田大地は先発出場で先制アシスト

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MF鎌田大地は先制点をアシスト

[11.7 ブンデス1部第11節 G・フュルト 1-2 フランクフルト]

 ブンデス1部は7日、第11節を各地で行い、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは敵地で最下位のグロイター・フュルトと対戦し、2-1で勝利した。

 アウェーのフランクフルトは、3-4-2-1のフォーメーションを採用。鎌田はシャドーの位置で先発出場し、長谷部はベンチから出場機会をうかがった。今季ここまで10試合を戦い、1勝6分3敗の暫定15位。第7節バイエルン戦(○2-1)以来の勝利を目指し、敵地に乗り込んだ。

 試合開始から攻めあぐねたフランクフルト。10番MFフィリップ・コスティッチを中心に左サイドから攻め込むが、なかなかゴールに迫ることができない。

 先発出場した鎌田は前線を自由に走り回り、チャンスをうかがう。前半29分には、右サイドに流れたFWラファエル・サントス・ボレのスルーパスに走り込んだ鎌田がペナルティーエリア内で相手GKに倒された。しかし、ここはノーファウルの判定となり、PK獲得とはならない。

 スコアレスのまま前半が終了。フランクフルトは後半開始とともにDFエリック・ドゥルムを下げて、DFアルマミ・トゥーレをピッチに送り込んだ。後半8分には立て続けにシュートを放ったが、相手DFのブロックに遭う。MFジブリル・ソウが遠めから狙ったシュートはわずかにゴール左に外れ、得点とはならない。

 それでも後半30分にアウェーチームが待望の先制点を奪う。フランクフルトは前線からプレッシャーをかけると、ボレがつついたボールを鎌田が拾いMFセバスティアン・ローデにラストパス。このボールをローデが冷静に沈めてゴールネットを揺らした。

 その後ピンチを迎えたフランクフルトだが、GKケビン・トラップを中心にG・フュルトの攻撃を凌ぐ。しかし、後半アディショナルタイム2分に痛恨の失点。G・フュルトのFWセドリック・ヤン・イッテンにコーナーキックからネットを揺らされた。

 ドローのまま試合が終了かと思われたが、アウェーチームは諦めなかった。後半アディショナルタイム4分、コスティッチのクロスにボレが走り込み右足で押し込んだ。フランクフルトが劇的な勝ち越し弾で2-1の勝利。待望の今季2勝目を手にした。鎌田は後半45分までプレー、長谷部の出場は無かった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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