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「早くも大迫、武藤の特徴を掴んだ」神戸の“魔法使い”イニエスタが10月度の月間MVPに輝く

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ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタ

 Jリーグは12日、各月において最も活躍した選手を表彰する「2021明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP」の10月度受賞選手を発表した。

 J1はヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタが初の月間MVPに輝いた。J2はファジアーノ岡山MF上門知樹、J3は藤枝MYFCFW岩渕良太がそれぞれ初受賞。各受賞選手にはクリスタルトロフィーと、賞金としてJ1は30万円、J2は20万円、J3は10万円が授与される。

 イニエスタは10月に行われたリーグ戦3試合に出場し、3ゴール1アシストをマーク。中盤から試合をコントロールし、「126」のパス成功回数を記録した。選考委員の原博実氏は「浦和戦での大迫へのパス、武藤へのクロス、そして得点とさすがのプレー。早くも大迫、武藤の特徴を掴んだ。コンディションも良い」と評価。

 同じく選考委員の播戸竜二氏は「魔法をかける回数が増えてきた!盟友シャビもバルセロナの監督になり、更にモチベーショが上がるコト間違いなし!来期のACLの出場権を獲得するためには、この男の活躍が必須!」と期待を込めた。

 イニエスタは受賞に際し、「このMVPはチームに貢献することができた証なので喜んでいます。でも、何よりも10月はチームが一つになって素晴らしい戦いができたと思います。この流れで最後まで戦い抜きたいです」とコメントしている。

 上門は10月開催の5試合で4得点を記録。「この賞を受賞できたのは、間違いなくチームメイトのサポートがあってこそだと思っています。チームメイトに感謝したいです」とコメントした。岩渕は5試合で4ゴール1アシストをマーク。「最近『自分は運がいい』と暗示をかけているのですが、まさか月間MVPを受賞できるほど運がいいとは思っていませんでした。自分のサッカー人生の励みになるような賞をいただくことができたと思っています」と受賞を喜んだ。

 また、最も優れた指揮をした監督を表彰する「月間優秀監督賞」も発表され、J1はヴィッセル神戸三浦淳寛監督が今季2度目の受賞を果たした。J2はヴァンフォーレ甲府伊藤彰監督がこちらも今季2度目の受賞。J3はY.S.C.C.横浜シュタルフ悠紀リヒャルト監督が初受賞となっている。

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