beacon

磐田の“試合前日”昇格は阻止! 3位長崎が栃木に3-0快勝&4連勝で望みつなぐ

このエントリーをはてなブックマークに追加

長崎がホームで栃木に快勝

[11.13 J2第39節 長崎3-0栃木 トラスタ]

 J2第39節が13日に行われ、3位V・ファーレン長崎はホームで15位栃木SCに3-0で勝利した。この結果、明日14日に試合を控える首位ジュビロ磐田の本日13日でのJ1昇格決定は阻止。同じく2位京都サンガF.C.も、長崎の結果次第で14日に昇格が決まる可能性があったが、次節以降に持ち越しとなった。

 今節を含めた残り4試合の時点で、首位磐田(勝ち点83)と12ポイント差、2位京都(勝ち点78)と7ポイント差の3位につけていた長崎(勝ち点71)。前半4分にFKの混戦からDF江川湧清が右足で押し込み、先制に成功した。

 前半11分にはMFウェリントン・ハットがPA内右でMF谷内田哲平に倒され、PKを獲得する。同12分に自らキッカーを務めたハットが左足でゴール左を狙うと、GKオビ・パウエル・オビンナに止められるが、ハットのキックよりも先にオビが前に出ていたとして、主審が蹴り直しを指示。同14分、ハットが再びゴール左に打ったシュートはオビに弾かれるも、こぼれ球を自ら右足で蹴り込んだ。

 2-0で折り返すと、後半19分にはPA内左に抜け出したDF米田隼也がGKオビのファウルを受け、またしてもPK判定となる。同23分にキッカーを担ったのは途中出場のFW都倉賢。左足でゴール左に突き刺し、3点差とした。

 そのまま長崎がリードを守り抜き、3-0の完封勝利で4連勝を達成。暫定で首位磐田との勝ち点差を「9」、2位京都との勝ち点差を「4」に縮めた。一方の栃木は2試合ぶりの黒星で6戦未勝利(3分3敗)。降格圏内の19位SC相模原とのポイント差を「5」から広げることはできなかった。

 長崎が引き分け以下だった場合、明日14日の水戸ホーリーホック戦を待たずに昇格が決まっていた磐田は、水戸戦を引き分け以上で終えれば自力での昇格が決定。2位京都は14日のブラウブリッツ秋田戦で勝っても、長崎との勝ち点差が残り3試合で「7」のため、昇格圏内の2位以内確定は次節以降にお預けとなった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●[J2]第39節1日目 スコア速報

TOP